旅行にはいくら預貯金が
必要?費用を貯める方法
やコツを解説

旅行が目的で預貯金をする場合、行き先・期間・シーズン・人数・旅先で何をするかで目標金額は大きく変わります。

預貯金に取り組む際は、目標の金額と期日を明確にすると効率的です。旅行するにはいくら貯める必要があるかを考え、目標を定めましょう。

この記事では旅行のために預貯金をする場合の必要な金額の考え方や目安、預貯金のコツを解説します。

※本記事は、2023年10月現在の内容です。

旅行に必要な預貯金額は?

旅行費用は行き先・期間・シーズン・人数・旅先での行動で必要額が大きく変化します。

観光庁の旅行・観光消費動向調査(2019年)では、国内旅行1人あたりの単価は37,355円でした。国内旅行のうち、宿泊旅行1人あたりの単価では55,054円です。観光庁の調査結果をもとに国内の宿泊旅行の費用を考えるなら、夫婦2人なら約11万円、4人家族なら約22万円が目安です。

ただし、日数や行き先、利用する交通機関などで費用は大きく変わります。同じ人数・日程・目的地でも、出発地が異なれば交通費が異なるため、調査結果の金額は目安と捉えましょう。

国内旅行でかかる費用の内訳は、交通費・宿泊費・現地滞在費(食事、アクティビティ、お土産購入など)に分類できます。費用項目ごとにいくら必要かを考え、預貯金の目標を立てましょう。

海外旅行では、交通費・宿泊費・現地滞在費のほか、燃料サーチャージ・空港利用税・パスポートやビザの取得代なども必要です。国内旅行以上に内容の違いで費用が増減します。

また、為替相場の状況によっても差が生じる可能性があるため、一律いくらかかるといい切れません。旅行会社のパッケージツアーの料金などを参考におおよその予算を把握しておくとよいでしょう。

夫婦や家族、友人との旅行なら同行者の希望も確認して計画を立て、必要な金額を算出しましょう。

旅行費用はシーズンによっても異なる

交通費や宿泊費は、繁忙期に料金を割増しされる傾向があります。新幹線もシーズンによっては指定席や特急料金が割増しされ、行き先が同じツアーでもシーズンごとに金額には大幅な差があります。

旅行が目的の預貯金に取り組む際は、シーズンの違いで費用が変わる点も考慮し、いつ旅行するかも決めて目標設定しましょう。

旅行費用を貯める方法

旅行費用を貯める主な方法として、以下が挙げられます。

  • 家計の支出を見直す
  • 不用品を売却する
  • 航空会社や旅行会社の旅行積立を利用する
  • 定期預金や貯蓄型保険で旅行費用を積み立てる

それぞれ詳しく解説します。

家計の支出を見直す

お金を貯めたいときは、まず支出の見直しからはじめることが大切です。収入に対して支出が多すぎる項目はないか、減らせる支出がないかを見直しましょう。

特に毎月一定に発生する固定費を見直すことで、効果的な支出の削減が可能です。主な固定費の例は以下の通りです。

  • 住居費
  • 水道光熱費
  • 通信費
  • 保険料
  • サブスクリプションサービス料金

ただし、固定費の見直しをする際は、解約料金や手数料の支払いが発生する場合もあります。どのくらい節約できるのかは、解約料金などを含めて計算することが大切です。

また、不必要な物を買ってお金の無駄遣いをしていないか、外食や趣味などにお金を使いすぎていないかなど、固定費以外でも削減できる支出がないか探してみましょう。

不用品を売却する

不用品を売却して得たお金を旅行費用に充てることも検討してみましょう。自分にとっては不用品でも価値のある物なら、売却できる場合があります。

不用品を売却する主な方法は以下の通りです。

  • 買取業者に売却する
  • フリマアプリで売却する
  • ネットオークションで売却する

衣類・家具・家電・ブランド品・貴金属など、多くの物が取引されており、物によってはまとまった金額になる可能性もあります。

家に売却できそうな不用品がないか、探してみましょう。

航空会社や旅行会社の旅行積立を利用する

航空会社や旅行会社では、定期預金のようにお金を積み立てる「旅行積立」を用意している会社もあります。数年かけて少しずつお金を積み立て、満期時には所定の利率分が上乗せされた金額を旅行に使えます。

ただし、最終的に積み立てた航空会社や旅行会社の旅行券で受け取る形式が一般的です。他社の旅行プランには使えず、積み立てたお金を旅行以外の目的で使用することは難しいです。用途の転用がしづらく、現金での払戻しがない場合もあるため、利用時には注意しましょう。

定期預金や貯蓄型保険で旅行費用を積み立てる

旅行費用を定期預金や積立型保険で積み立てる方法も検討できます。旅行積立とは異なり、途中でお金を貯める目的が変わっても柔軟に使えます。

幅広い用途のお金を貯められるので、旅行費用の積み立てにもおすすめです。

旅行費用を貯める5つのコツ

旅行費用を貯めるコツを5つ紹介します。

  • 目標金額と期日を明確にする
  • 無理のない目標を設定する
  • 貯めるお金は支出用の口座と分ける
  • 貯めるお金は先取りする
  • クレジットカードで貯まるポイントも活用する

以下でそれぞれ解説します。

目標金額と期日を明確にする

何かに取り組む際は目標が決まっていたほうが、モチベーションを維持しやすいです。

旅行費用を貯めるときは、いつまでに・いくら貯めるかを明確にしましょう。目標から逆算すれば、毎月いくらを貯蓄へ回せばよいかも見えてきます。

目標金額が決まっていれば、目標に対していくら貯まったかも見える化しやすく、モチベーション維持にもつながります。

無理のない目標を設定する

お金を貯めるにあたっての目標設定は大切ですが、極端な金額・期日では継続できません。過剰な節約生活はストレスが溜まり、想定外の出費があった際に対応できません。

毎月無理なく貯蓄に回せる金額を考え、実現可能な目標を立てましょう。

貯めるお金は支出用の口座と分ける

普段使うお金と貯めるお金を一緒に管理していると、いくら貯まったか分かりづらいです。手持ちが不足した際に、貯めているお金を使ってしまう恐れもあります。

旅行資金に貯めるお金は、普段使うお金とは分けて管理しましょう。

定期預金口座への預入や貯蓄型保険の保険料で払い込めば、簡単に引き出せないため、目標に向けてお金を貯めやすくなります。

定期預金や貯蓄型保険を利用する際は、期間や金利などを比較し、条件の良いものを選びましょう。

貯めるお金は先取りする

「毎月節約して残りを貯める」より、「先に貯める分の金額を引いた残りでやり繰り」すると確実に貯められます。使いすぎも防げるため、お金を貯めるときは「先取り」を心掛けましょう。

毎月、自動的に決まった金額を貯蓄に回す仕組みを作れば、先取り忘れも防げます。定期預金口座への自動入金や保険料の自動引き落としなどの活用もおすすめです。

クレジットカードで貯まるポイントも活用する

クレジットカードの多くは、決済金額に応じてポイントやマイルが付与されます。クレジットカードで貯まるポイントやマイルも、旅行費用に活用できないか考えましょう。

旅行代金の支払いやマイルで航空券を引き換えるほか、旅先での飲食や買い物に使えば旅行費用の一部として利用できます。

効率よくポイントを貯めるには、普段の支出に使うカードを一本化すると良いでしょう。年会費の負担やポイントの付与率も考え、自分にあったカードを選びましょう。

「明治安田生命じぶんの積立」は
旅行費用の貯蓄にも使えます

「明治安田生命じぶんの積立」は、月々5,000円から積み立てられる貯蓄型保険です。旅行費用を貯める以外にも、趣味に必要なお金や教育資金の積み立てなどさまざまな目的に活用できます。

100%以上の受取率で安心して貯蓄でき、健康状態の告知不要で満18歳以上なら契約可能です。(被保険者は満6歳~満65歳)

また、払い込んだ保険料は、生命保険料控除の対象にもなります。

旅行費用以外の積立にも、「明治安田生命じぶんの積立」をご検討ください。

※受取率とは、払込保険料の累計額に対する満期までの受取総額の割合をいいます。
※保険商品をご検討・ご契約いただく際には、「ご案内ブックレット」を必ずご確認ください。

まとめ

旅行費用を貯める目的で貯蓄に取り組む場合、行き先や人数、日数、シーズン、旅先での行動などで必要額が大きく変わります。

旅行費用を貯めるなら、いつ・どこへ行きたいかを決め、目標金額や期日を明確にしましょう。また、貯めるお金と普段使うお金は分けて管理すると、いくら貯まったかを見える化できます。

お金を貯める方法には預貯金や航空会社・旅行会社の旅行積み立てのほか、貯蓄型保険も使えます。毎月一定金額を保険料で払い込めば着実に積み立てられるため、旅行費用を貯めたいときにもおすすめです。

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