節約生活を成功させるコツ
は?無理なく続けられる
おすすめの節約術を紹介

生活に身近な日用品や食品などの物価上昇が続くなか、節約生活に本気で取り組みたいと考える人も多いでしょう。

しかし、実践が難しい、続けるとストレスがたまる、何をすればいいかわからないなど、一見簡単そうに見える節約も成功させるのは意外と難しいものです。

この記事では、誰でも続けられる節約生活のコツや成功の具体的な節約術などをわかりやすく解説します。

※本記事は、2023年8月現在の内容です。

節約生活を始める前にやっておきたいこと

節約は、毎日の生活のなかで不要な支出を減らすことです。支出を減らすだけだと思うとそれほど難しさは感じられません。しかし、漠然と支出を減らそうと頑張っても、思うように支出が減らなかったり、ストレスを感じて長続きしなかったりする可能性があります。

そこで、節約生活を始める前に、事前にやっておくべき準備を紹介します。

現在の収支を把握する

毎月の支出のなかには、普段は気づいていなくても、工夫をすれば減らせる支出があるかもしれません。

収支が把握できていないと、何にいくら使っているのかわからないため、無駄な支出を見つけて削減することは難しいでしょう。減らせそうな支出を見つけるためには、まず収支をしっかり把握することが大切です。

なお、支出を見直す際には、「変動費」と「固定費」、性質の異なる二つの支出に分けて考える方法がおすすめです。

変動費は、食費や娯楽費など、状況によって支払う頻度や金額が変わる支出です。一方の固定費は、家賃・光熱費・通信費・サブスクリプション料金など、一定期間に決まった金額の支払いが生じる支出です。

節約の目標を決める

節約生活を始める前に、目標を決めましょう。子どもの教育費を貯めたい、海外旅行に行きたい、老後の生活資金に備えたいなど、何のために節約するかを考えてみてください。

目標となる金額や達成時期などをできるだけ具体的に決めるほど、イメージをつかみやすく、節約生活を続けるモチベーションも維持できます。

具体的な目標ができれば、達成するために必要な毎月の節約金額もわかるので、計画的に節約生活を進められます。たとえば、「2年後の家族旅行のために80万円を貯める」が目標なら、月々約3.3万円を節約し、その分貯蓄すれば目標を達成できるとわかります。

家計簿を用意する

家計簿をつけると、お金の流れを把握でき、支出の無駄を見つけることができます。また、節約効果を可視化できるため、達成感も得られるでしょう。

買い物のレシートや銀行口座からの引落し、クレジットカードや電子決済の利用履歴など、支出の内容と金額を家計簿で管理する習慣をつけます。

また、家計簿をつける前には変動費と固定費で項目を分け、さらに住居費や食費、光熱費などそれぞれの内訳を決めておきましょう。項目を細かくしすぎると管理が大変なので、おおまかな分類にしておくと続けやすいです。

家計簿を毎日つける自信がない場合には、家計簿アプリを活用しましょう。最近はさまざまな機能が搭載されたアプリが登場しており、レシートの読込み、電子決済やクレジットカードの利用履歴と紐づけられるなど、簡単に家計管理できます。

節約生活を無理なく続けるコツ

節約生活は毎日の積み重ねで時間をかけて成功するもので、短期間でやめてしまうと努力が無駄になってしまう恐れもあります。成功するためには地道にコツコツ続ける姿勢が大切です。

そこで、節約生活を無理なく続けるための3つのコツを解説します。

無理のない範囲で節約する

食費や娯楽費などの変動費は、ご自身の決断次第で支出を下げられるため、節約しやすいでしょう。しかし、変動費は毎日の生活や楽しみに直結した支出が多いため、無理に減らすとストレスや生活の質の低下を引き起こす原因にもなります。

たとえば、毎日の食費を節約しすぎると、メニューや栄養に偏りが出て健康に影響してしまったり、食べる楽しみが損なわれてしまったりする可能性が考えられます。

節約生活は、目の前の支出を減らすことに必死になりすぎず、無理のない範囲で行ないましょう。

続けられる節約方法をみつける

節約生活は長く続けるほど結果が出やすいです。どんな方法なら続けやすいか、ご自身に適した方法を見つけ出すといいでしょう。

モチベーションを維持するためにごほうびを設定する、趣味や娯楽は節約を考えずにしっかり楽しむなど、満足度の高い節約生活のルールを決めるのもおすすめです。

節約がどうしても続かない、節約を意識する生活は難しいと思ったら、自動的に節約になる仕組みを取り入れてみましょう。代表的な方法が先取り貯金です。

毎月の給料が振り込まれたら、一定額を別の口座に移すように設定しておきます。そして、残った金額で生活費をまかなうようにすれば、意識しなくても自然と節約できるでしょう。

節約生活を楽しむ

ネガティブな気持ちで向きあうより、楽しみながら取り組んだほうが、節約生活のモチベーションは維持しやすくなります。

節約生活を楽しく続けるには、「1日500円の預貯金を目標にする」などポジティブな節約ルールにしておくとやる気につながります。「食費は1日1,000円以上使わない」など行動を制限するルールは、守れても守れなくてもネガティブな気持ちになりやすいので注意しましょう。

また、毎日節約できなくても「3日も続いた」、「今日は無駄遣いしていない」と自分の行動を評価して、気持ちを前向きに切り替えていくことも大切です。

おすすめの節約術

節約生活を続けているのになかなか結果が出ないと思ったら、もっと効率的な節約方法に切り替えるといいでしょう。以下では、効果を実感しやすいおすすめの節約術を紹介します。

①値段を理由に買い物しない

節約生活を始めると、品物の値段に敏感になります。しかし、安くなっていたという理由で、買い物しないようにしましょう。

値段が買い物をする動機になると不要な物まで買ってしまい、結果として無駄遣いになる恐れがあります。値段に左右されずに必要なものだけを購入する習慣が、節約への第一歩です。

まずは、自分が持っているものをきちんと把握して、本当に必要な物かを判断できるようにしておきましょう。本当に必要な物かを判断できれば、無駄づかいを抑えることができます。

②食材はまとめ買いする

食費を節約したいなら、まとめ買いが効果的です。

毎日のようにスーパーに出かけると、新発売の商品などに目がいって、つい必要ない食材まで買ってしまいがちです。そのため、買い物に行く回数が減るだけでも出費を減らせる可能性が高いです。

また、まとめ買いでは必要なものだけを買い、次のまとめ買いまでは購入した食材でやりくりして使い切るようにしましょう。

③本当に必要な買い物かを見極める

本当に必要なものかを見極める時間も、節約生活には欠かせません。あれば便利だけどなくても困らないものなどを買う際には、即決せずにいったん検討する時間を設けるのもおすすめです。

似たような品物が家にある、家族みんなで使えないなど、検討するうちに買ったほうがいいのか買わないほうがいいのか決断できます。

日ごろから家族や自分の持っている物を把握しておくと、買い物で悩んでも素早く答えを出せます。

④電力会社の契約プランを見直す

電力会社によっては、契約プランの見直しで電気代を下げられる可能性があります。

多くの電気会社はアンペア数に応じて基本料金を設定しているので、まずはアンペア数を確認してみましょう。さらに、オール電化住宅であれば、夜間の電力が安くなる時間帯割引を利用すると、これまでより電気代を抑えられます。

電気の基本料金は毎月一定額を支払う固定費なので、一度見直すだけで節約効果が高いでしょう。

⑤携帯電話の通信費を見直す

家族全員のスマートフォン料金やインターネット接続料などの通信費は、毎月の支出に占める割合が大きいので、少しの節約で大きな効果が期待されます。

スマートフォン料金は、まず毎月使うデータ容量を確認しましょう。基本料金はデータ容量に応じて変わるため、あまり使わないならデータ容量の少ないプランに変更します。また、格安SIMへ乗換えれば、基本料金の大幅な節約につながります。

インターネット接続料は、スマートフォンとセットにすると割安になるサービスもあるので、詳しくはプロバイダーの情報を確認しておきましょう。

⑥保険料などはまとめて払う

生命保険や自動車保険、国民年金保険などの保険料は、月払いより年払いのように、保険料をまとめて払い込むと割安になります。

たとえば国民年金保険の保険料は1ヵ月あたり16,520円(2023年度)ですが、6ヵ月、1年、2年のいずれかの期間で前払いすると割引が適用されます。さらに支払方法に銀行の口座振替を選ぶと割引率がさらにアップし、2年前納で16,100円を節約できます。

保険のほか、NHK受信料もまとめ払いで節約できます。通常、払込用紙での2ヵ月払いだと1ヵ月あたり1,275円ですが、口座振替で12ヵ月分を前払いすると1ヵ月あたり約1,138円になり、年間1,644円の節約になります。

※制度に関する記載は2023年7月現在の制度に基づくものであり、将来変更される可能性があります。

⑦娯楽費やレジャー費は計画的に使う

家族や友人とのお出かけや外食などの楽しい予定は、どうしても支出がかさみがちです。こうした娯楽費やレジャー費の節約は大変ですが、節約を優先しすぎて、楽しみを失うとストレスを感じる節約生活になってしまうかもしれません。

娯楽費やレジャー費の節約は、具体的なプランを立てておくことが大切です。行き当たりばったりでお金を使わず、決められた予算と計画に従って行動すれば、無駄な支出を抑えられます。

ボーナスなどで家計に余裕があるタイミングで、通常の家計とは別に予算を先取りしておくのもいいでしょう。

⑧ポイ活やポイント投資を取り入れる

同じ金額を支払うなら、ポイント還元で実質的な節約を狙うのも一つの方法です。多くのポイントがそのままお金の代わりとして使えるほか、最近はポイントを投資で運用できるサービスも増えています。

一回あたりに付与されるポイントそのものは小さくても、コツコツと続けるうちに節約につながるでしょう。

⑨お金を見えないところへ移す

イギリスの学者、パーキンソンによると、人は手元にあるお金をつい使ってしまう傾向があるそうです(パーキンソンの法則)。誰もが当てはまるわけではありませんが、法則にのっとって、節約生活のためにお金を見えないところへ移す「先取り貯金」を始めましょう。

先取り貯金とは、給料から節約分を別の口座へ移しておき、残ったお金だけで生活する節約方法です。ただし、先取り貯金の金額を高く設定しすぎない、金額は定期的に見直すなど、家計やそのときの状況にあわせて無理のない範囲で行なうようにしてください。

銀行の普通口座だとついお金を引き出してしまい、節約が進まない場合もあるかもしれません。財形制度(勤労者財産形成促進制度)、自動積立定期預金、つみたてNISA(少額投資非課税制度)、iDeCo(個人型確定拠出年金)など、すぐにはお金を引き出しにくい方法を選びましょう(※)。

※つみたてNISA(少額投資非課税制度)、iDeCo(個人型確定拠出年金)は税法上の優遇を受けられますが、投資のため元本保証はありません。

⑩家電をこまめに掃除する

エアコンや空気清浄機、掃除機などのフィルターをこまめに掃除しておく、家電が効率的に稼働できるため、無駄な消費電力を抑えられます。

例えば、エアコンのフィルターを掃除すると、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力を減らせます(※)。家電をこまめにお手入れすれば家のなかも快適になり、毎日の節約へのモチベーションも上がります。

※出典:環境省「みんなで節電アクション!」

「明治安田生命じぶんの積立」は貯蓄におすすめ

節約生活で捻出したお金を貯蓄する方法として、保険の積み立てで将来に備える方法もあります。

明明治安田生命じぶんの積立」は月々5,000円から始められ、保険料の払込期間が5年の保険なので、積立保険が初めての人でも始めやすいでしょう。

健康状態にかかわらずお申込みが可能で、解約時の返戻率は100%以上、満期時の受取率(※)は105%(保険期間は10年間)です。

災害死亡給付金は既払込保険料の1.1倍で、保険としての安心も備わっています。

※受取率とは、払込保険料の累計額に対する満期までの受取総額の割合をいいます。

まとめ

節約生活を始めるには、まず収支を把握し、節約の目標を決めることから始めましょう。

節約生活の成功の秘訣は無理なくコツコツ続けることです。ストレスなく楽しく続けられるように、ご自身にあった方法を見つけましょう。

節約で捻出したお金は、積立保険で積み立てるのもおすすめです。「明治安田生命じぶんの積立」は、月々5,000円からと少額で始められるうえ、払込期間も5年と短いため、積立保険が初めてでも気軽に始められます。

※明治安田生命じぶんの積立をご検討・ご契約いただく際には、「ご案内ブックレット」を必ずご確認ください。

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