お金を貯める方法は?
収入を増やす・支出を
減らす方法に分けて解説

本記事では、収入を増やす方法と支出を減らす方法に分けて、お金を貯めるポイントを解説します。

お金が貯まる人、貯まらない人の特徴も紹介するので、貯蓄をしたいと考えている人はぜひ参考にしてください。

支出を減らしてお金を貯める方法

お金を貯める方法には、大きく分けると「収入を増やす方法」と「支出を減らす方法」があります。収入を今すぐ増やすのは簡単ではありませんが、支出を減らす方法は今すぐ実践できます。支出を減らす簡単な方法の例をあげるので、参考にしてみてください。

  • 毎月の固定費を見直す
  • セールやクーポンを活用する
  • 自炊の回数を増やす
  • クレジットカードやATMの手数料がかからないようにする

毎月の固定費を見直す

毎月決まって発生する固定費を見直して、削減できる費用がないか検討してみましょう。以下で固定費を削減する方法の例をあげるので、削減できる固定費がないかを探してみてください。

  • 使っていないサブスクリプションサービスを解約する
  • スマートフォンを格安SIMにする
  • スマートフォンとインターネット回線のセット割を利用する
  • ガス・電気会社を乗り換える など

なお、固定費を見直す際は、自身の利用状況にあわせてサービス内容をよく比較することがポイントです。

セールやクーポンを活用する

セールやクーポンなどを活用する方法も、支出を減らすために有効です。セールやクーポンの情報をこまめにチェックして、おトクに買い物しましょう。

ただし、「2点以上購入で10%オフ」など条件付きで割引が行なわれる場合もあるため、不要な物を購入して余計な支出が増えないよう注意が必要です。

また、クーポンには有効期限が設けられている場合もあるため、有効期限はしっかりチェックしましょう。

自炊の回数を増やす

一般的に、自炊より外食の方が食費がかさみます。自炊の回数を増やして、食費を抑えましょう。

  • お弁当を持参する
  • 休日におかずの作り置きをしておく
  • 外食の回数を決める など

食材の価格や作る量によっては、スーパーなどのお惣菜を買った方が安く済む場合もあるため、お惣菜をうまく取り入れることも大切です。

クレジットカードやATMの
手数料がかからないようにする

クレジットカードのリボ払いや分割払いは、手元にお金がなくても代金を支払えるため便利ですが、手数料がかかります。できるだけ一括払いや2回払いなどの手数料のかからない方法を利用しましょう。

また、銀行のATM利用手数料や振込手数料も、積み重なれば負担が大きくなります。利用する際は、なるべく手数料無料のATMや時間帯を選びましょう。手数料がかかる場合は、ATMの利用回数を減らす工夫が大切です。

収入を増やしてお金を貯める方法

次に、収入を増やしてお金を貯める方法をみていきましょう。支出を減らす方法と比べて時間はかかりますが、より多くお金を貯められる可能性もあります。

  • アプリなどで不用品を売る
  • キャッシュレス決済を活用する
  • 副業を始める
  • iDeCoやつみたてNISAで資産運用する

アプリなどで不用品を売る

近年、フリマアプリやネットオークションなど、個人が気軽に不用品を売買できるサービスが増えています。

スマートフォンやインターネット環境があれば、誰でも簡単に出品できるのが魅力です。ブランド品やゲームなど、売る物によってはまとまったお金になる場合もあります。

ただし、必ずしも売れるわけではないことや、売上から販売手数料などが差し引かれる点には注意が必要です。

キャッシュレス決済を活用する

多くのキャッシュレス決済サービスでは、利用金額に応じてポイントなどの還元が受けられます。ポイントは、1ポイント1円分などとして買い物に利用できるのが一般的です。さまざまなキャッシュレス決済サービスがあるので、自分にあうものを選びましょう。

  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 電子マネー
  • 二次元コード決済 など

キャッシュレス決済サービス独自の特典で、対象のお店で還元率アップなどの優遇が受けられるケースもあるので、工夫次第で多くのポイントを貯められる可能性もあります。

副業を始める

本業とは別に収入源があれば、その分お金が貯まりやすくなります。近年、クラウドソーシングサービスの普及など、副業を始めやすい環境が整っています。在宅でできる副業なら、本業への支障なく始めやすいでしょう。

ただし、会社の規約で副業が禁止されている場合もあるので、事前の確認が必要です。また、副業収入が一定以上になると確定申告が必要になる点にも注意しましょう。

iDeCoやつみたてNISAで資産運用する

iDeCo(個人型確定拠出年金)やつみたてNISAを利用し、将来に向けて資産運用するのも手段の一つです。

  • iDeCo:公的年金の上乗せとして私的に加入でき、掛金を運用する年金制度
  • つみたてNISA:一定の投資信託への投資から得られる運用益が非課税になる制度

iDeCoには、所得控除が受けられる、運用益が非課税になるなど税制面での優遇があります。早く始めれば、その分長く掛金を拠出できます。ただし、原則として60歳になるまで引き出しができません。

つみたてNISAは、一定の投資信託への投資から得られた運用益が非課税になる制度です。年間40万円、月々33,333円を上限に手数料などの基準を満たした投資信託を購入できます。

ただし、iDeCoやつみたてNISAは、資産を増やせる可能性もありますが、資産が減ってしまうリスクもあります。正しくリスクを把握したうえで、活用しましょう。

※制度に関する記載は2023年1月現在の制度に基づくものであり、将来変更される可能性があります。

お金を貯めるコツ

少しずつでもお金を貯めていけば、急な出費が発生したときも対応できるでしょう。以下では、お金を貯める基本のポイントを解説します。

目標を決める

お金を貯めるには、目的を明確にし、いつまでにいくら貯蓄するのかを決めておくことが重要です。

例えば、「生まれた子どもが18歳になるまでに500万円貯める」という目的があるなら、年間約28万円、月々約23,000円貯めれば達成できます。目標を決めておけば、毎月いくら貯めればよいのかが明確になり、計画的にお金を貯めやすくなります。

家計簿をつけて支出を把握する

お金を貯めるうえで重要なのは、支出を把握することです。

何にいくら使っているか分からない状態では、無駄な支出を見つけられません。家計簿をつけて支出を把握すれば、削減するべき支出もみえてきます。

家計簿をつけるのが苦手な人は、気軽に収入や支出を管理できる家計簿アプリを活用するといいでしょう。

先取りで貯蓄する

お金を継続して貯めるポイントは、給料が入った時点で先に貯蓄分を分けることです。生活費などを支払い、余ったお金を貯めようとすると、お金が残らなかった場合は貯蓄ができないため、思うように貯まらない可能性があります。

先取りで貯蓄するには、定期預金・積み立て預金を利用する方法や貯蓄用の預金口座に移す方法があります。自分にあった方法で無理なく始めましょう。

貯める目的別に口座を分ける

「老後資金用」、「教育資金用」、「旅行用」というように、お金を貯める目的別に口座を分けるのも効果的です。

口座を分ければ、目標の何割程度まで貯まっており、あといくら貯めれば達成できるのかが一目でわかります。銀行によっては、一つの口座内で目的別に分けて管理が可能です。毎月、自動で振替されるように設定しておけば、資金移動の手間もかかりません。

お金が貯まる人の特徴

お金が貯まる人には、共通する特徴があるのでしょうか。ここでは、お金が貯まる人の一般的な特徴を紹介します。

  • 毎月の収支を把握できている人
  • 貯まる仕組みをつくっている人
  • 気が乗らない飲み会や遊びに参加しない人

毎月の収支を把握できている人

お金が貯まる人は、毎月の収支を把握している傾向があります。収支を把握できていれば、ほかの月と比べて支出は増えていないか、予算を超えていないか、無駄な支出はないかなどの確認が可能です。

また、こまめに支出額をチェックすることで支出が収入を超えないように管理できます。家計簿などでお金の流れを可視化して、しっかり収支を把握しましょう。

貯まる仕組みをつくっている人

お金が貯まる人の多くは、貯まる仕組みをつくっています。給料が入ったら貯蓄分を貯蓄用の口座に移す、固定費支払いを一つのクレジットカードにまとめるなど、ルールを決めておきましょう。

仕組みができていれば、貯蓄するために考える時間や手間がかからないので、継続して貯蓄できるようになります。

気が乗らない飲み会や遊びに参加しない人

飲み会や遊びに頻繁に参加していると、お金が貯まりにくくなります。飲み会は月に○回までなどと決め、気が乗らない付き合いには参加しない判断も大切です。

1回5,000円の飲み会を月に1回減らすだけでも、月々5,000円、年間なら60,000円も支出を減らせます。

お金が貯まらない人の特徴

次に、お金が貯まらない人の特徴を紹介します。該当する人は見直してみてください。

  • 残ったお金を貯蓄している人
  • 衝動買いが多い人
  • リボ払いや分割払いをよく利用する人

残ったお金を貯蓄している人

貯蓄額を決めず、生活費などを支払ったあとに口座に余ったお金を貯めている人は、思うように貯蓄できない可能性があります。

さらに、余ったお金をそのまま生活費支払い用の口座に残しておくと、いつの間にか貯めるはずのお金を使ってしまう場合もあります。残ったお金を貯めるのではなく、給料が入った時点で貯蓄分を貯蓄用の口座に移すのがポイントです。

衝動買いが多い人

衝動買いが多いと予定外の支出が増えやすくなります。少額の買い物でも、積み重なれば大きな出費です。衝動買いをしてしまう人は、本当に必要かどうかをもう一度よく考えてから購入するようにしましょう。

リボ払いや分割払いをよく利用する人

クレジットカードのリボ払いや分割払い(3回以上)をよく利用する人は、手数料の負担で支出が増えてしまう可能性があります。特に、リボ払いは返済が長引くと、手数料が大きくなりやすいので、慎重な利用が必要です。

一括払いや2回払いで買えない物はなるべく買わない、高額な物を購入する際のために積み立てておくなどの工夫をして、リボ払いや分割払い(3回以上)を利用しないように注意しましょう。

お金が貯めるのが苦手なら
貯蓄型保険がおすすめ

注貯蓄が苦手な人は、貯蓄型保険も検討しましょう。貯蓄型保険とは、生命保険としての保障を準備しながら、貯蓄もできるタイプの保険です。

保障をメインとするタイプの保険と違い、満期保険金や解約返戻金が受け取れます。主な貯蓄型保険は以下のとおりです。

  • 終身保険
  • 学資保険
  • 積立保険
  • 養老保険
  • 個人年金保険 など

毎月の保険料を自動引き落としにすれば、お金を貯めるのが苦手な人でも計画的に貯蓄できます。また、普通預金のように気軽に引き出せない分、目標額を確実に貯めたい人に適しています。

「明治安田生命じぶんの積立」は
月々5,000円から積み立てできる

「明治安田生命じぶんの積立」は、結婚資金、教育資金、旅行・趣味の資金など、幅広い目的に備えられる積み立て保険です。

月々5,000円から積み立てでき、保険料の払込みが5年間で終了するので、気軽に始められます。毎月の保険料を指定の口座から自動的に引き落とすこともできるため、貯蓄が苦手な人でもお金が貯まる仕組みをつくれます。

また、保険期間は10年間で満期保険金の受取率(※)は103%、解約時の返戻率はいつでも100%以上なので安心です。さらに、診査や健康状態の告知が不要なので、持病や既往歴のある人でもお申込みいただけます。

※受取率とは、払込保険料の累計額に対する満期までの受取総額の割合をいいます。

※保険商品をご検討・ご契約いただく際には、「ご案内ブックレット」を必ずご確認ください。

まとめ

日常生活で、まとまった資金が必要になるケースは少なくありません。少しずつでもお金を貯めておけば、必要になったときに慌てず対応できます。

何にいくら使っているのか、貯蓄がいくらあるのか分からない人は、収支の把握から始めましょう。お金を貯めるのが苦手な人は、保障を準備しながら貯蓄もできる貯蓄型保険を検討するのも手段の一つです。

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