ヴィッセル神戸
©VISSEL KOBE
2021/1/29
みんなの地元魅力紹介「神戸編」
穏やかな海に抱かれた淡路島へ
神戸からアクセス抜群、絶景と土地の恵みを味わう旅
地元の魅力を紹介していく36回目は、ヴィッセル神戸を代表する小田裕太郎選手とともに、ホームタウン神戸からほど近く、チームとの縁も深い淡路島を訪ねます。
神戸は異人館や中華街などを擁し、歴史ロマンと異国情緒にあふれた日本有数の港町です。その神戸市から明石海峡大橋を渡ってすぐの淡路島は、瀬戸内海の温暖な気候に恵まれた美しい島。淡路出身の小田選手にとっては「自然がいっぱいあり、のどかで静かな場所」、心落ち着く故郷です。
神戸市民の夢を乗せた船は
Jリーグの大海で勝利を目指す
淡路島
外港として栄えた港町・神戸市をホームタウンとするヴィッセル神戸は、1966年に創部した川崎製鉄水島サッカー部がその前身です。1995年よりヴィッセル神戸として始動すると、1996年にはJリーグに昇格。現在はJ1リーグで戦い、2019年の天皇杯でクラブ初のタイトルを獲得しました。チーム名の由来は、「勝利の船出」を意味する造語です。
小田裕太郎選手は、淡路島中部に位置する洲本市出身。中学生からヴィッセル神戸のアカデミーに所属し、2019年に公式戦デビューを果たした生え抜きの選手です。各年代の日本代表としても活躍し、2020年にもU-19代表に選出されるなど、期待が集まります。
全国でも知名度バツグン!
甘さが違う「淡路島たまねぎ」
©VISSEL KOBE
兵庫県は、全国第3位のたまねぎの生産地。そのほとんどが淡路島で生産されています。特筆すべきはその甘さと柔らかさ。一般的なたまねぎの糖度が5%前後であるのに対し、淡路島産は10%前後、中にはなんと15%になるものもあるそうです。
日照時間が長い瀬戸内海の温暖な気候、ミネラル分の多い土壌、栽培期間も通常よりも長い6~7か月をかけ、収穫後に熟成させることなどが美味しさの秘密だといわれています。小田選手も、「甘くてシャキシャキですごく美味しいです。食べるたびに地元を思い出します」という自慢の名産品です。
名物「淡路島バーガー」をはじめ
生でも加熱しても旨味たっぷり!
写真提供:食のブランド「淡路島」推進協議会
淡路島のたまねぎには大きく分けて3種類あり、収穫時期に違いがあります。春から初夏に出回る「早生(わせ)」は、水分量が多く、甘みが特に強い新たまねぎ。5~7月が旬の「中生(なかて)」は、こちらも新たまねぎですが、水分量はやや少なめ。それでもみずみずしさは十分にあり、柔らかい食感が楽しめます。
そして6月から翌年3月までの長い期間に出回るのが「晩生(おくて)」。比較的含まれる水分量が少ないため長持ちし、一番よく食べられるものです。熱することでより甘みが増すため、加熱料理に使うのがおすすめです。
写真提供:食のブランド「淡路島」推進協議会
しっかりと甘い淡路のたまねぎは、生でスライスして食べるのも一般的。そのほか、輪切りにしたたまねぎステーキや、まるごとホイル焼きやスープにするなど、シンプルな料理でいただくとその旨みを存分に味わえます。
また、肉厚なので、さまざまな料理の具材としても存在感を発揮。小田選手は、おみそ汁に入れて食べているとか。島内の飲食店でも地元のたまねぎを使った料理が数多くあり、その中でも「淡路島バーガー」は、小田選手が「島を象徴する食べ物」と語る名物です。
食のブランド「淡路島」推進協議会
- (兵庫県淡路島県民局洲本農林水産振興事務所内)
- 住所:兵庫県洲本市塩屋2-4-5
- 電話番号:0799-26-2097
地元民が集うシックな喫茶店は
つい長居したくなる憩いの空間
「珈楽粋(CLASSIC)」が洲本市にオープンして22年。シックな内装と高い天井がゆったりとした空間を作る喫茶店です。当時、洲本市内になかったカフェを作りたいと先代が始めたお店は、小田選手にとっても「小さい頃から訪れており、地元に帰った時は必ず立ち寄ってほっこりしています」という、なくてはならない場所です。
この店のために専用に焙煎されたものを仕入れた豆は、珈楽粋ブレンドをはじめ常時10種類を用意。ブレンドの内容も季節に合わせ、通常より多めの1杯当たり20gの豆を使うなど贅沢に楽しめます。
地元のお客さんへの対応もおおらか。「この地域では、やけどするほど熱いものを好む方もいらっしゃって、そういったお客様にはコーヒーも熱々の状態で提供しています」と、店長の片山悠大さん。もちろん、一般のお客さんには通常の温度でお出ししています。
厳選した最高級の材料を
惜しみなく使ったワッフル
この店の名物は、小田選手も「今まで食べた中で一番美味しい!」と絶賛するワッフル。もっちりと柔らかいワッフルは、プレーンのほかシナモン、アイスののったバニラなど5種類。「自分たちが一番美味しいと思うものを」と、小麦粉や卵など材料も、最高級のものを選んでいるとか。シンプルにいただくことで、生地の美味しさを存分に味わえます。
2019年から始めたというクレープも、高品質の「エシレバター」を使ったリッチな一品。片山さんが「ぜひ長居して欲しい」という店内で、じっくり堪能してください。
珈楽粋(CLASSIC)
- 住所:兵庫県洲本市下加茂1-4-54
- 電話番号:0799-26-1030
- 営業時間:9:00~21:00(20:00L.O.)※日により変動あり
- 定休日:無休
眼下にせまる大うずしお!
淡路~四国を結ぶ「大鳴門橋」
「大鳴門橋」は、淡路島南部と四国の徳島県を結ぶ全長1,629mの吊橋です。小田選手が「ぜひ天気のいい日に行ってください」とおすすめする理由は、大きさ世界一といわれる「鳴門の渦潮」が見られるため。渦潮は遊覧船から眺められるほか、大鳴門橋の橋桁内に造られた海上遊歩道「渦の道」では、45mの高さから鳴門海峡を見下ろす大迫力の絶景が堪能できます。
大鳴門橋
- 住所:徳島県鳴門市鳴門町
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が変更になっている場合があります。
PROFILE
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小田 裕太郎 ODA YUTARO
- 背番号
- 41
- ポジション
- フォワード
- 身長・体重
- 181cm/70kg
- 出身地
- 兵庫県
- 前所属チーム
- ヴィッセル神戸U-18
支社のおすすめ!
神戸観光で押さえておきたいのが「南京町(なんきんまち)」。元町通り~栄町通りへと続く日本三大中華街の一つです。また、夜景スポットとして有名な六甲山も外せません。カップルでドライブ、家族連れでロープウェイなど、さまざまな楽しみ方ができます。
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神戸支社からのおすすめ
淡路人形
淡路人形座
淡路島の風土から生まれ500年の伝統をもつ淡路人形浄瑠璃を受け継ぎ、現在活動している唯一の人形座です。「道の駅福良」にある専用劇場で公演を行いながら、国内外への出張公演を行い、淡路独自の演目の復活や保存伝承などにも取り組んでいます。2016年には、ミシュラングリーンガイドで二つ星を獲得しています。
- 住所:
- 兵庫県南あわじ市福良甲1528-1地先
- 電話番号:
- 0799-52-0260
- 営業時間:
- 毎月の上演スケジュールに準じます
- 休業日:
- 毎月の上演スケジュールに準じます
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姫路支社からのおすすめ
書写 千年杉
杵屋
明治時代、現社長の祖父が芦屋で開業。その後、姫路に移り、和菓子だけでなく、洋菓子製造やカフェ・レストランも展開。現在は市内に6店舗を運営する。本店は播磨国総社の参道に位置し、観光客や外国人も多く訪れる。「菓子だけでなく姫路の思い出を持ち帰ってもらいたい」と「和菓子作り体験」を勧める内藤社長。代表銘菓「書写千年杉」や菓子博裏千家家元賞も受賞した「柿姿」など、季節に合わせたおもたせやお土産の買い物も楽しめます。
- 住所:
- 兵庫県姫路市二階町95
- 電話番号:
- 079-285-3509
- 営業時間:
- 8:00~19:00(現在8:00~17:00時短営業)
- 定休日:
- 無休
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姫路支社からのおすすめ
「志方の黒毛和牛」、「焼き豚」
焼肉 彦(ひこ)
ランチタイムからディナータイムまで、リーズナブルな価格で美味しいお肉と自慢のタレでお迎えしております。自家農園で収穫した季節の野菜サラダや自家製ローストビーフ等もおすすめです。テイクアウトメニューも充実!また精肉のテイクアウトはもとより、ご予算に応じて精肉の全国発送も承ります。
- 住所:
- 兵庫県加古川市志方町原214-1
- 電話番号:
- 079-452-3550
- 営業時間:
- 【平日】11:30~15:30/16:00~21:30 【休日】11:30~21:30
- 休業日:
- 毎週木・第3水