レノファ山口FC
©RENOFA YAMAGUCHI
2020/11/27
みんなの地元魅力紹介「山口編」
豊かな海に囲まれた人情と食の街
本州最西端の山口でグルメ&アートを堪能!
地元の魅力を紹介していく18回目は、レノファ山口FCを代表する村田和哉選手、池上丈二選手、武岡優斗選手とともに、地域ならではのグルメや注目スポットを訪ねます。
“日本でいちばん美しい橋”と名高い全長1,780メートルの「角島大橋」や本州と九州を結ぶ「関門橋」など、三方を海に囲まれた本州最西端ならではの見どころを有する山口。下関は「フグ」や「アンコウ」の水揚げ日本一と海の幸も豊富。日本海側の長門市では「夏みかん」が豊かに実ります。
山口県民に夢・感動・元気を
県初のJ1を目指す!
レノファ山口FCは“山口県民による真の地元クラブ”を目指すチーム。2015年からJリーグに加盟し、翌年の2016年には早くもJ2に昇格しました。
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池上丈二選手は2020年からキャプテンに就任し、前半期の4ヵ月に渡る中断期間にもチームを牽引。村田和哉選手は清水エスパルスのJ1残留にも大きく貢献し、2020年から本チームに期限つき移籍して活躍中。武岡優斗選手はサガン鳥栖、横浜FC、川崎フロンターレ、ヴァンフォーレ甲府を経て今シーズンから加入し、今後の活躍が期待されています。
茶畑の景観と共に楽しむ
村田選手おすすめ「山口茶」
山口宇部空港からほど近い小野田地区に広がるのは、見渡す限りの緑のじゅうたん。特産品「山口茶」の茶園で、合計約70ヘクタールという西日本最大級の広さを誇ります。
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村田選手は「独特の強い香りと渋味、甘みがあるお茶。品質がよく、お土産にも喜ばれます」と山口茶を一押し。「茶畑の景色にも圧倒されます。ぜひみなさんも行ってみてください!」と現地の魅力を話してくれました。
新茶の香りに誘われて!
宇部「八十八夜お茶まつり」
茶摘みのシーズンである5月初旬には、藤河内茶園で「宇部市八十八夜お茶まつり」が開催されます。採れたて新茶の試飲や製茶体験のほか、「茶摘み体験」ができるのは広大な茶畑ならでは。「なかなかできない体験ですよね。お茶の葉の香りを嗅ぐと思わず山口茶が飲みたくなります」と村田選手。山口茶の奥深さを感じられる体験になること間違いなし!
美味しい煎れ方&飲み方
村田選手が地元流を伝授!
おいしいお茶だからこそ、煎れ方・飲み方にもこだわるのが地元流。「お湯を3~5分沸騰させ、70度になるまで湯冷ましをして急須に注ぎます。しばらく待ってから湯飲みに最後の一滴まで注ぐと、美味しい山口茶の完成です。みなさんもやってみてください」と、村田選手。フワリと広がった茶葉が濃厚に香ります!
山口茶
- 宇部市役所 北部・農林振興部 農林振興課 農産物振興係
- 場所:山口県宇部市大字船木字東番田365-1
- 電話番号:0836-67-2819
選手もフラリと立ち寄る?
スタジアム近くのかわいい温泉街
JR新山口駅から車で約20分、山口宇部空港からは車で約40分と、都市部から好アクセスの温泉地として人気なのが「湯田温泉」。白狐が見つけた温泉との伝承があり、駅では大きな白狐の像が迎えてくれます。ホームゲームの開催地「維新みらいふスタジアム」が近いこともあり、選手がプライベートでプラリと足湯に立ち寄ることもあるとか。
街中には立ち寄りの屋外足湯が6ヵ所あり、サラリと肌にやさしい美肌の湯を気軽に楽しめるのがうれしいところ。地元の人と遭遇して楽しいおしゃべりが弾むことも!
武岡選手もリラックス
日本庭園を眺めながら足湯を
湯田温泉に到着したらまず訪れたいのが、武岡選手おすすめの「湯田温泉観光回遊拠点施設 狐の足あと」。その名のとおり温泉散策のベースとなるだけでなく、オシャレなカフェと、それぞれ趣の違う3種の足湯が楽しめる施設です。
武岡選手のお気に入りは日本庭園風の「四季の湯」。「時間を忘れてゆったりリラックスできます」と語るのも納得の、つい長居してしまう癒し処。「夜には温かな灯りでライトアップされるのも気に入っています」とか。
多彩なカフェメニューを
足湯につかりながら満喫!
近代詩人・中原中也の生誕地(記念館)が隣にあることから、メニューには中也の顔を象った素敵なラテアートも。「白狐アイス」は油揚げでアイスを包んだスイーツです♪。
これらカフェメニューは、店内にある足湯につかりながらいただいてもOK。マネージャーの木村直樹さん曰く「地元の夏みかんやりんごを使ったドリンクや、『獺祭』など山口のお酒の“利き酒”も楽しめます。こちらを山口観光の起点にしてもらえたら、うれしいです」とのこと。
湯田温泉観光回遊拠点施設 狐の足あと
- 場所:山口県山口市湯田温泉2-1-3
- 電話番号:083-921-8818
- 営業時間:8:00〜22:00
- 定休日:年中無休
窓から美しい海を臨む
「きららガラス未来館」
瀬戸内海に面した小野田市には、地元に根差す生涯学習施設「きららガラス未来館」があります。「ガラスアクセサリー」や「エナメル絵付け」などの制作や工房見学など、子どもから大人まで楽しめる体験がいっぱいです。
教えてくれるのは現役で活躍するガラス作家たち。その一人である松尾具美さんによると、制作体験のリピーター率はなんと約半数。「教える作家にはそれぞれの個性があり、お客様と仕上げたい作品のイメージを共有しながら、制作のアドバイスをしています」と人気の秘密を教えてくれました。世界に2つとないオリジナル作品、作ってみませんか?
池上選手キャプテン就任記念に
38cmガラスの大皿を制作!
地元出身のガラス作家、故・竹内傳治氏の遺志を継ぎ、文化の発信のために設立された「きららガラス未来館」。今回お話を伺ったのは、故竹内氏の教え子でガラス作家の西川慎さん。アートとスポーツ、ともに山陽小野田を盛り上げるために、レノファ山口FCとも積極的に交流・応援しています。
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池上選手がキャプテンに就任した際には、記念品として、池上選手のサインをデザインに取り入れた、約38cmの大皿を制作。直接指導した西川さんは、「何枚か作ったなかでも一番きれいなオレンジを選びました。贈答式で他の選手が『いいな〜』と羨ましがってくれたのが嬉しかったですね」と、思い出を語ってくれました。
窓の向こうには青い海が広がり、日が沈む頃には「日本の夕陽百選」にも選ばれた美しい光景が広がります。池上選手も「ガラス越しの夕陽は最高にインスタ映えします。穏やかな波の音を聴きながら砂浜の散歩も」と、その魅力を語ってくれました。
きららガラス未来館(山陽小野田市生涯学習施設)
- 場所:山口県山陽小野田市大字小野田7534-4(山口県山陽小野田市焼野海岸)
- 電話番号:0836-88-0064
- 営業時間:9:00〜17:00
- 定休日:月・火曜(祝日の場合開館、翌平日振替休館)、年末年始 臨時休館あり
PROFILE
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村田 和哉 MURATA KAZUYA
- 背番号
- 8
- ポジション
- フォワード
- 身長・体重
- 169cm/64kg
- 出身地
- 滋賀県
- 前所属チーム
- 柏レイソル
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池上 丈二 IKEGAMI JOJI
- 背番号
- 10
- ポジション
- ミッドフィルダー
- 身長・体重
- 165cm/60kg
- 出身地
- 熊本県
- 前所属チーム
- 大阪体育大学
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武岡 優斗 TAKEOKA YUTO
- 背番号
- 41
- ポジション
- ミッドフィルダー
- 身長・体重
- 178cm/73kg
- 出身地
- 京都府
- 前所属チーム
- ヴァンフォーレ甲府