明治安田生命×J.LEAGUE

地元の元気プロジェクト
地元の元気プロジェクト

AC長野パルセイロ

AC長野パルセイロ選手 ©J.LEAGUE

2020/12/25

みんなの地元魅力紹介「長野編」
豊かな自然と食文化を育む門前町

国宝・善光寺のお膝元で郷土食を堪能!

地元の魅力を紹介していく29回目は、AC長野パルセイロの三田尚希選手と、地域ならではのグルメや注目スポットを訪ねます。

名刹・善光寺の門前町として古くから栄えてきた長野市。山々に囲まれ、四季折々の風土を身近に感じられる自然豊かな土地です。美しい空気と水、広大な大地と冷涼な気候が、リンゴやブドウ、梨などの果物をはじめとするおいしい農作物を育み、「信州そば」や「おやき」など、知名度の高い郷土食も。温泉も数多くあり、三田選手も練習帰りによく温泉に出かけているそうです。

地域の良きパートナーとして
愛される「長野パルセイロ」

長野市街

AC長野パルセイロは、長野市をはじめ、県の東北信地域16市町村をホームタウンとし、1990年に前身の長野エルザSCとして設立されました。2007年に現在のクラブ名に改称。「パルセイロ」とはポルトガル語で「パートナー」の意味で、地域のよきパートナーとしてスポーツの普及・振興に貢献すべく「地域密着協働型スポーツクラブ」を目指して活動しています。2013年、Jリーグに入会しました。

三田選手は長野県木曽町生まれ。2010年には日本高校選抜に選出され、2015年にラインメール青森FCへ加入。その後、FC今治を経て、2019年にはヴァンラーレ八戸にて1試合4得点を記録し、ハットトリックを達成しました。2020年にAC長野パルセイロに完全移籍しています。

うまいそばは信州にあり!
全国に知られる長野名物

信州そば

信州の名物といえば、やはり外せないのが「信州そば」。三田選手も「長野が誇る伝統食で、自分にとってなくてはならない食べ物」と話します。それもそのはず。三田選手は連戦が続くリーグ戦の合間に、気分転換を兼ねてそばを食べに行くことが多く、夏場の暑い時期のトレーニング後にどうしても食欲が出ない時は、そばを食べて栄養補給しているのだとか。

そんな三田選手をはじめ、県民に深く根付いているそばは、古くから高冷地に適した穀物として県内各地で栽培され、現在、長野県は国内有数の生産地として知られます。さらに、信州は「そば切り発祥の地」ともいわれているうえ、都道府県別人口あたりのそば店の数は日本トップクラス。長野市戸隠地区の特産「戸隠そば」は「日本三大そば」のひとつとしても知られます。

そんな長野県で作られるそばの総称が「信州そば」。三田選手曰く、しっかりしたコシとツルツルののど越し、鼻に抜けていくそばの香りが魅力だそうで、そば粉の産地や小麦粉の配合の割合、そばの実の磨き方、つなぎに使う素材や食べ方などによって、地域ごとにさまざまなそば文化が発達しているのも特徴です。ひと口に「信州そば」といっても多様な楽しみ方ができるのです。

長野市内にも個性豊かな多くのそば屋が立ち並んでおり、三田選手は食べ比べを楽しんでいるそう。そのひとつが、長野駅善光寺口(西口)の真ん前に位置し、創業天保4(1833)年という長い歴史を誇る「そば亭 油や」です。油売りとして開業し、第二次大戦直後に飲食業をはじめ、今では商店街単位でAC長野パルセイロを応援する「タウンパートナー」の加盟店でもあります。

冷たいそばと温かいそば
それぞれの個性を楽しむ

油や外観

長野県産のそば粉で打ったそばも提供されています。
ポイントは、毎日手打ちしたそばを、キリリと冷えたたっぷりの水でぎゅっと締めていること。専務の北村泰邦さん曰く「そばの実の中心部分を使った真っ白な更科そばと、そば殻を挽き込んだ黒っぽい田舎そばのちょうど中間にあたるそば」だそうで、つゆも、盛りそばなど冷たいそばは力強いそばの風味に負けない濃いめの辛口のもの、4種のきのこを使った「きのこそば」など温かいそばはダシを効かせた甘めのものと使い分けています。冷たいそばでは、そば自体の食感や香り、風味が楽しめ、温かいそばは、麺とつゆのバランスや、ダシが効いた甘辛いつゆの風味、食べ進めるたびにやわらかく変化していくそばの歯ごたえなどが味わえます。

わかば生姜焼き定食

また、こちらのお店は駅前という立地なだけあり、観光客から地元客まで多くの人が訪れ、AC長野パルセイロの試合があった日はパルセイロサポーターだけでなく、遠方からきた相手チームのサポーターも足を運ぶのだとか。地元食材を使った一品料理も充実しているので、それらをつまみに飲んだあと、〆でそばを食べる人も少なくないそうです。

信州そばに欠かせない
絶品・七味唐辛子

七味唐辛子

七味唐辛子とお蕎麦

そばをつゆにあまり浸さず食べるのがツウの味わい方とされますが、「自分好みに自由に食べてほしい」と北村さん。三田選手はAC長野パルセイロのスポンサーでもある「八幡屋礒五郎」七味唐からしをひと口分だけそばにふりかけて食べるのがおすすめだとか。七味の風味がそばの味をよりおいしく引き立ててくれるそうですよ。

そば亭 油や

  • 住所:長野県長野市末広町1355-5ウェストプラザ長野
  • 電話番号:026-224-2288
  • 営業時間:11:00~23:00(22:10 L.O.)
  • 定休日:毎年1/1、12/31

具材も製法もさまざま。
信州の代表的な郷土食

おやき

三田選手とおやき©2008 PARCEIRO

「おやき」は、小麦粉やそば粉などを水で溶いて練り、薄くのばした生地に野沢菜やなす、切り干し大根や山菜などの具材を包んで焼いた信州の郷土食。寒冷で急峻な土地が多い長野県は昔から、小麦粉やそば粉を原料にした食品が多く作られてきました。「おやき」もそのひとつで、「スーパーやコンビニエンスストアでも販売されており、長野のソウルフードとして根強い人気です」と三田選手。実は長野は小麦粉消費量が日本トップクラスなのですが、その背景には「おやき」をはじめとして、そば・すいとん・ニラせんべいなど、様々な小麦を使った食品が多いことにあるようです。「おやき」の製法は焼いたり、蒸したり、焼いてから蒸したり、はたまた揚げたりと、地域によってずいぶん異なります。いろりの灰の中で焼く「灰焼きおやき」も。また、蒸したおやきは県内全域で主流ですが、ふくらし粉の有無で全く違った仕上がりになります。そして、生地の厚さや具の中身もさまざまで、AC長野パルセイロ内でも選手によって好みが分かれるのだとか。三田選手のお気に入りの具材は野沢菜だそう。

「西澤餅屋」のおやきは、生地にふくらし粉を使わないしっとりしたタイプの蒸しおやき。創業以来、80年近くにわたって信州伝統の本格的な味を守り続けている老舗です。こだわりは、化学調味料、添加物などは一切使用しないこと。たっぷりと詰まった具材は21種類と豊富で、季節ごとの食材もあります。長野市中心市街地にある本店のほかに、長野駅ビルMIDORI長野にも店舗があるため、電車利用の方のお土産にもぴったりです。

本店 西澤餅屋

  • 住所:長野県長野市南石堂町1261
  • 電話番号:026-226-5295
  • 営業時間:8:30~17:00(商品が終わり次第閉店)
  • 定休日:不定休

遠くとも一度は詣れ善光寺
国内屈指の歴史ある名刹

善光寺 ©善光寺

善光寺は創建約1400年の歴史を誇り、およそ300年前に建立された高さ約29mの本堂は、日本にある国宝の木造文化財としては最大級の建造物です。日本に渡来した最初の仏様といわれる御仏を祀る日本を代表する霊場で、いわずと知れた長野市のシンボル的存在。古くから宗派の別なく参拝ができ、明治初年までは多くの大寺院が厳格な女人禁制だったのに対し、善光寺は男女の区別も身分の差もなく、すべての人の極楽往生の門として広く篤く信仰を集めてきました。山国にありながら全国の善男善女が「遠くとも一度は詣れ」とこの地に足を運んだのも、一切衆生救済の寺である善光寺の懐の深さがあります。

善光寺如来は絶対秘仏で誰も見ることができませんが、本堂の床下には如来様を安置する瑠璃壇の下を一回りする回廊「お戒壇」が設けられており、暗闇のなかで本尊の真下にかけられた錠前にふれることで極楽往生が果たせるといわれています。三田選手も「真っ暗闇を手探りで進み、仏様の分身ともいえるお錠前に触れる『お戒壇巡り』は有名で、ぜひ体験してもらいたい」と話します。
また、数え年で7年に1度、善光寺最大の盛儀「善光寺御開帳」を開催。絶対秘仏であり、誰も見たことがない御本尊の御身代わり「前立本尊」を本堂にお迎えし、約2カ月間、壮麗な行事が行なわれます。前回の2015年は全国から707万人もの参拝者が訪れました。次回の開催は当初、2021年とされていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で1年延期となり、2022年に行なわれる予定です。

善光寺

  • 住所:長野県長野市長野元善町491
  • 電話番号:026-234-3591(善光寺事務局)

PROFILE

三田 尚希 ©J.LEAGUE

三田 尚希 SANDA NAOKI

背番号
14
ポジション
ミッドフィルダー
身長・体重
165cm/61kg
出身地
長野県
前所属チーム
ヴァンラーレ八戸

地元に行きたい!
知りたい!食べたい!

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