明治安田生命×J.LEAGUE

地元の元気プロジェクト
地元の元気プロジェクト

鹿児島ユナイテッドFC

鹿児島ユナイテッドFC選手 ©J.LEAGUE

2021/2/12

みんなの地元魅力紹介「鹿児島編」
定番ご当地グルメと躍動する桜島

日本の近代化を支えた薩摩藩の城下町を食と自然で巡る

地元の魅力を紹介していく44回目は、鹿児島ユナイテッドFCの野嶽寛也選手とともに、地域ならではのグルメや注目スポットを訪ねます。

鹿児島市は九州南部の海沿いの街で、古くは薩摩藩の城下町として栄えました。国際会議観光都市であり、九州新幹線の終着地としてさらなる発展が期待されています。今回は、地元の名産品から黒豚とさつま揚げ、大地の息づかいを感じる桜島を紹介します。

攻守にソリッドなプレーを徹底
J2復帰を目指し挑戦を続ける

アミュプラザ鹿児島

「ヴォルカ鹿児島」と「FC KAGOSHIMA」が統合して、2014年に生まれた「鹿児島ユナイテッドFC」。連合、合併の意味のユナイテッドには、両チームの統合、鹿児島全体でチームを盛り上げていく心意気、県内外のファンの団結力などの思いが込められています。

2020年の目標であったJ3優勝、J2昇格を逃し、鹿児島市出身の野嶽選手は「悔しさを糧に、来シーズンはより強い気持ちを持って日々頑張りたいです」と来シーズンへの意欲を語ります。2021年には新監督が就任、チーム一丸となって新たなスタートを切ります。

県を挙げて守り大切に育む
品種改良して生まれたかごしま黒豚

かごしま黒豚しゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶ、角煮、とんかつ、ステーキ……、どんな料理にも合うかごしま黒豚。

野嶽選手と黒豚©KAGOSHIMA UNITED FC

野嶽選手は「全国的にも有名な黒豚は、ジューシーで甘みを感じます。スタミナをつけたいときに食べることが多いです。黒豚のおいしさをシンプルに楽しみたいなら、しゃぶしゃぶがおすすめですね」と言います。

かごしま黒豚肉

鹿児島における黒豚の歴史は長く、400年以上前に島津家久により琉球からもたらされたのが起源と言われています。その後、日本では鹿児島だけと言われる品種改良に取り組み、現在のブランド豚「かごしま黒豚」が生まれました。現在は、生産者を中心とした鹿児島県黒豚生産者協議会を設立し、肥育期間中の一定期間、エサに甘しょ(さつま芋)を加える等、飼育マニュアルを遵守して丹精込めて育てられています。

かごしま黒豚

鹿児島県黒豚生産者協議会事務局の川原蔵之さんは、「かごしま黒豚のおいしさはデータでも証明されています。旨み成分のグルタミン酸、甘みのトレオニンは一般的な豚より多く含まれていることがわかっています」と科学的な裏付けがあり、「歯切れがよく、脂がさっぱりしているのも魅力ですね」と、そのおいしさに自信をにじませます。

鹿児島県黒豚生産者協議会

  • 電話番号:099-286-3226(事務局)

研究とこだわりで生み出す
独自ブランド「やごろう豚」

やごろう豚

黒豚の生産者であり、直営の精肉店やレストランも経営する「大成畜産」の大成英雄さんにも、黒豚のおいしさについて教えてもらいました。「うちの黒豚は『やごろう豚(どん)』という独自のブランドで売り出しています。地元・大隅町に伝わる伝説の神様にちなんだネーミングです」。一般的な豚より1ヵ月ほど肥育期間が長く、のんびりとストレスなく育てています。甘しょのほか、オリーブの搾りかすや穀物などをエサに加え、トウモロコシを与えないことで上質な肉質をつくっているそう。

やごろう豚と厩務員

スーパーなどで黒豚を選ぶポイントは「赤身の肉色が鮮やかで、脂身は白く美しいものを選んでください。見た目のいい肉はおいしいですから。それとドリップの少ないものが、肉締りが良くおいしいですよ」と今日からできるチェック法を伝授してくれました。

大成畜産精肉店

  • 住所:鹿児島県曽於市大隅町岩川6134-1
  • 電話番号:099-482-5857
  • 営業時間:9:00~18:30
  • 定休日:不定

好みの味を選べる2種類のさつま揚げ
チームとのコラボ商品も販売予定

野嶽選手とさつま揚げ©KAGOSHIMA UNITED FC

「鹿児島ではさつま揚げを『つけあげ』と呼ぶことも多いです。子どもの頃からずっと慣れ親しんできた味」と、地元出身ならではの紹介をしてくれた野嶽選手。「お店によって、味や形がいろいろあります。甘めのものや醤油をつけて食べるもの、円盤状のものや棒状のものなど、自分好みのさつま揚げを見つけるのも楽しいです。僕は甘めが好きですね!」と続けます。

薩摩家さつま揚げ

実はさつま揚げは地域性のある食べ物。鹿児島市内と指宿や枕崎のものでは味が異なり、豆腐を練り込んでつくられるものも。

薩摩家 いづろ店店内

甘さを抑えた「錦江味」と昔ながらの甘味のある「櫻島味」、2種類のさつま揚げを用意しているのが特徴の「薩摩家」。つくりたて揚げたてをモットーに、すり身はスケソウダラをはじめ、グチやハモなど良質なものを使用し、中に入れる具材によってすり身の種類を変えて素材の味を最大限に引き出す工夫をしています。「鹿児島にずっと住んでいると、“近くにあって当たり前のもの”だと感じます。うどんやそばのトッピングだったり、おせち料理に入っていることもあります。シンプルが好きなので、そのままで食べるのが一番おいしいかなって思います」と野嶽選手。

薩摩家 いづろ店外観

「いづろ店」では、カフェのような店内でさつま揚げを使ったフードメニューやドリンクも楽しめます(テイクアウト可)。ファストフード感覚でいただける薩摩家バーガーは、さつま揚げをライスプレートで挟んだ一品。すり身にライスを混ぜ込んで揚げたハッシュドサツマのほか、豆乳を使ったドリンクやコーヒー、ソフトドリンクもメニューに並びます。さらに、鹿児島ユナイテッドFCとのコラボさつま揚げを販売予定! サッカー観戦のお土産に欠かせないアイテムになりそうです。

薩摩家 いづろ店

  • 住所:鹿児島県鹿児島市金生町7-6 1F
  • 電話番号:0120-13-3208
  • 営業時間:10:00〜19:00
  • 定休日:不定

手仕事をいとわず実直な姿勢を貫く
100年以上続く老舗・有村屋

有村家さつま揚げ

1912年創業の「有村屋」では、魚の風味を活かすため甘さ控えめの仕立てにこだわります。生地は3種類の白身魚をベースに、イワシ、アジ、トビウオなど旬の魚や野菜と組み合わせて、季節感のあるさつま揚げも販売しています。

さつま揚げ

地元の製造業者が集う鹿児島県蒲鉾協同組合の会長をされている「有村屋」の有村興一社長にお話をうかがいました。「全国的にみると、さつま揚げはおでん種のイメージですよね? けれど、地元の鹿児島ではそのまま食べることが多いし、それがおいしい! わたしたちは、消費者さんの意識を変えられるように品質向上に取り組み、互いに切磋琢磨しています」。地元産の料理酒で仕込んだものを「本場さつま揚げ」としてブランド化して、イメージアップにも取り組んでいます。

揚げる前のさつま揚げ

「機械化されている作業も多いですが、今も手仕事を大切にしている部分があります。繊細な職人の手仕事が、おいしさを支えています」と管理部門を担当する米田泰久さん。どんなに大量に生産しても工業品ではないさつま揚げづくりには、今も職人の経験と技が活かされています。

有村家 本社工場外観

工場見学もできる本社工場(新型コロナウイルス感染拡大予防のため現在は休止中)のほか、鹿児島中央駅や鹿児島空港売店をはじめ市内数カ所に店舗とオンラインストアがあります。贈答用や普段づかいの自宅用、真空パックされたものなど、TPOに合わせて選べるように商品展開が充実しています。

有村屋 本社工場

  • 住所:鹿児島県鹿児島市南栄3-24-5
  • 電話番号:099-269-5711
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:日・年末年始

活火山ならではの迫力の景観
県のシンボルとして心を寄せる桜島

桜島

「言わずと知れた鹿児島のシンボル『桜島』。火山灰が降ると少し大変ですが(笑)、それも含めてかけがえのない存在です」と野嶽選手。桜島は北岳と南岳の2つの火山から成る複合火山のため、見る場所によって見え方が異なるのも特徴です。
鹿児島市街地から定期運航フェリーに乗り、15分ほどで桜島に渡ることができます。大正噴火で2m埋まった黒神埋没鳥居、島内で一般の人が入れる最高地点となる湯之平展望所(標高373m)、国内最大級の溶岩なぎさ公園足湯など見どころは多彩。大噴火でできた溶岩原を歩く溶岩ミニトレッキングや砂浜を掘ってマイ足湯をつくる天然足湯掘り体験など、他にはないアクティビティも。さらに、運が良ければ、桜島を背景に錦江湾に住む野生のイルカの写真が撮れるかも!
「鹿児島市内の至るところから桜島を見ることはできますが、ホームの白波スタジアムから見る桜島はとても迫力があり、きれいです。試合とあわせて、雄大な桜島の景観を楽しんでもらいたいです」とおすすめしてくれました。

桜島観光案内所(桜島コンシェルジュセンター)

  • 住所:鹿児島県鹿児島市桜島横山町61-4
  • 電話番号:099-293-4333
  • 営業時間:8:30~17:15

※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が変更になっている場合があります。

PROFILE

古林 将太 ©J.LEAGUE

野嶽 寛也 NODAKE HIROYA

背番号
14
ポジション
ミッドフィルダー
身長・体重
169cm/66kg
出身地
鹿児島県
前所属チーム
鹿児島ユナイテッドFC
U-18
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