第7回ボランティア表彰
「第7回ボランティア表彰(2015年度)」受賞所属の活動
福井の子どもたちの郷土愛を育てる“学ぼうシリーズ”を実施 <大賞 福井支社>
福井支社では共働きの割合が大変高いという県民性に着目し、子どもたちを対象に福井県の伝統工芸、産業、食文化をテーマに体験学習を通じて楽しみながら郷土への愛情を育む活動として、年間を通じて3回の“学ぼうシリーズ”を実施しました。また、地元のJクラブを応援するため女性職員による福井Jリーグ女子倶楽部を結成し、サウルコス福井の試合時のボランティアやサッカースクール生の使用するビブスの修復等を行ないました。福井営業所では、高齢者施設「愛全園」を年間10回訪問して歌や折り紙等で交流しました。
学ぼうシリーズ
- 1回目・・・「福井の伝統工芸を学ぼう」(5月)
越前和紙の歴史を学びました。体験活動では参加した子どもたちが障がいのある方とペアになりメッセージカードを作成しました。 - 2回目・・・「福井の産業を学ぼう」(7月)
福井県は古くから繊維の町であることに注目して様々な繊維製品について学びました。その技術が使われた北陸新幹線のペーパークラフトを親子で作成しました。 - 3回目・・・「福井の食文化を学ぼう」(1月)
健康長寿の福井を代表する食文化「越前おろしそば」について学びました。工場見学の後、そば粉からのそば作りを体験しました。


田添 幸嗣
この活動は、「子どもの明日 応援プロジェクト」の一環として、福井の「自然・歴史・文化・産業」をテーマに体験学習を通じ、子どもたちの「郷土愛」を育むお手伝いができないかと考えて、2013年度にスタートしました。
3年目を迎えた2015年度は、①伝統工芸「越前和紙づくり」、②産業・歴史「繊維産業の企業見学」、③食文化「越前おろし蕎麦打ち」など、親子で楽しく学べる体験学習を企画しました。
参加した子どもたちには大変喜んでもらい、また、保護者のみなさまからは、これからも「福井の良さ」を子どもたちに伝えていきたいと感想をいただきました。
私たちは、これからも、子どもたちの輝いたまなざしに出会える日を楽しみに、地域に根ざした活動に所属全員で取り組み、福井の明日を担う子どもたちを応援してまいります。
子どもと高齢者の橋渡しをする3世代交流ボランティアを実現 <優秀賞 営業企画部>
営業企画部では、地域の児童館の子どもたちを対象に七夕イベントやクリスマスリース教室を開催しました。また、高齢者施設を定期的に訪問し、枕カバーやシーツ交換、車いすの清掃等のボランティア活動を行ないました。これまで継続して取り組んできたこれらの施設の子どもや高齢者の橋渡し役となり、昔の遊びを高齢者が子どもに教えたり、子どもから高齢者に歌のプレゼントをするような三世代の交流を実現しました。

地域に根ざし継続した活動を展開 <優秀賞 池袋支社>
池袋支社では、毎週1回特別養護老人ホームを訪問し、夕食の食器片付けやテーブルふき、床掃除等を行なっています。2015年度には45回のべ180人が参加しました。支社全員で取り組む4年目の活動で、施設からは継続的な活動に感謝状をいただきました。また、区やサッカー協会の後援を得て、Jリーグのプロのコーチの直接指導によるサッカー教室を企画しました。小学生から保護者までが参加できるプログラムを工夫し、支社職員に加え近隣企業のボランティアの協力も得て運営しました。

さまざまなテーマで地域・社会貢献活動を実施 <優秀賞 仙台支社>

仙台支社では、宮城県が推進している3R(リデュース、リユース、リサイクル)活動に連動させ「ペーパーレス」を推進しています。また、宮城県内で特殊詐欺が頻発している状況を踏まえ、特殊詐欺から県内の高齢者を守るため、異業種企業や宮城県警と協力して、啓発POPを県内の60歳以上の高齢者約6,000人に配布しました。古川営業所では、特別養護老人ホームを訪問して窓ふきなどのボランティアを行なったり、石巻営業所では仮設住宅に住む高齢者にうちわを持参して声かけ活動をしました。名取営業所では、東日本大震災による津波被害の大きかった岩沼市で建設している「千年希望の丘」の植樹祭に参加、命を守る森の防波堤となるよう願いを込めて植樹しました。

地域のイベントボランティアに参加 <優秀賞 山口支社>
山口支社では、2015年度に山口県で開催された高齢者を対象としたスポーツの祭典「ねんりんピック」(全国福祉まつり)の開会式に協力して、アトラクションに出演する小学生や高校生、選手の誘導をサポートしました。11月には、2010年から参加している「下関海響マラソン」の運営ボランティアに45人が参加しました。地元のJリーグを応援するために、レノファ山口の試合観戦後、スタジアムのスタンド席やイベントブース周辺の片付け、清掃活動のボランティアを実施しました。
また、光営業所では高齢者施設を毎月訪問する活動を続けています。高齢者の話し相手になり一緒に洗濯物を畳むなどのほか、夏の草刈りや年末の大掃除もしました。

視覚障がい者の支援 <優秀賞 法人営業企画部>
法人営業企画部では、日本盲導犬協会から職員や盲導犬を招き、盲導犬に対する理解促進のため、今年度で4回目となる「盲導犬セミナー」を開催したほか、Jリーグの試合時にスタジアム内外で実施した募金活動にボランティアとして参加しました。また、日本ブラインドサッカー協会が主催する子どもを対象とした体験教室の運営や、日本選手権等における、試合会場の設営、大会運営の補助などをボランティアとしてサポートしました。

花と心の輪運動 <アクティブ賞 岡崎支社・岡崎東営業所>
2008年からスタートした活動で、営業所で育てた花苗を、お客さまなどにご協力いただき生育させ、養護学校へ寄贈しました。花を楽しんでいただいてから、その花を押し花にしてメッセージ付きのしおりを作成し、再びお客さまにお届けしました。

ミャンマープロジェクト <アクティブ賞 新潟支社・新発田営業所>
裸足でサッカーをするミャンマーの子どもたちにシューズを届けるため、新潟大学の学生の活動に協力しました。シューズやユニフォーム、Tシャツ、タオル等を収集して寄付しました。

近隣保育園・幼稚園へスズムシを贈呈 <アクティブ賞 奈良支社>
子どもたちに命の大切さを理解してもらうため、スズムシ約500匹を幼虫から飼育し、成長したスズムシを奈良県下の幼稚園や保育園、幼児のいるお客さまに贈呈しました。
