導入検討企業のご担当者の方へ

確定拠出年金への資産移換

現行の退職金・年金制度を過去勤務期間分も含めて確定拠出年金に移行する場合は、過去分に相当する資産を確定拠出年金に移換することになります。確定拠出年金への資産移換が認められているのは、退職一時金、厚生年金基金、確定給付企業年金、中小企業退職金共済制度の各制度です。ここでは、退職一時金からの資産移換について簡単にご説明します。

退職一時金制度から過去勤務期間を含め移行する場合

  • 労使合意により退職一時金制度を変更(減額または廃止)し、移換対象額を確定拠出年金制度に移換します。
  • 移換額は、退職一時金制度の変更前後の自己都合要支給額の減少部分相当額です。

検討ポイント
移換対象額について、キャッシュを用意する必要があります。

資産の移換
移換する資産は、移行年度を含めて4~8年度以内で均等に分割して移換されます。

移換イメージ