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時代による名前の人気の変遷

スポーツの世界大会が目白押しだった2023年。選手の名前に注目!

2023年は、まさにスポーツの年と言える年となりました。パリ2024オリンピックに向けて、オリンピック競技の世界大会が34大会開催され、日本中が大熱狂に包まれました。

2023ワールドベースボールクラシックでMVPを獲得するなどの大活躍を見せた「大谷翔平」選手の「翔」の字は、男の子の名前の使用漢字でトップを堅持しています。大谷選手のように、世界を「翔」けて活躍してほしい、と願う気持ちがあるのかもしれません。また、激戦となったメキシコ戦で、目を見張るほどの俊足を見せた「周東佑京」選手の『ウキョウ』ちゃんが、読み方のランキングに初登場しています(990位)。

2023FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランドで、日本人2人目となる得点王に輝いたなでしこジャパン「宮澤ひなた」選手の『ヒナタ』ちゃんは、男の子13位/女の子24位と上位にランクインしており、男女問わず人気となっています。

FIBAバスケットボールワールドカップ2023の日本代表選手を見てみると、12人中5人に「ユウ」が使用されています(「富樫勇樹」選手、「河村勇輝」選手、「渡邊雄太」選手、「馬場雄大」選手、「西田優大」選手)。「ユウ」から、いさましさ、かっこよさ、そして優しさを連想させますが、子供の名前(読み方)においても、「ユウ」を使用している名前が41種類と、バリエーションが豊富で人気であることがわかります。

FIVBパリ五輪予選ワールドカップバレー2023で、攻守にわたってチームをけん引した「髙橋藍」選手の『藍』ちゃんは、昨年122位から大きく順位を上げて50位にランクインしました。

生まれてくる子に対して、世界で活躍するスポーツ選手のように、才能を輝かせ活躍してほしい、広い世界に羽ばたいてほしい、という想いを抱き、名付けにおいて、スポーツ選手の名前を参考にしているのかもしれません。

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