※本記事は、2025年8月時点の内容です
つらい花粉の季節が到来。毎年、花粉対策にてんてこ舞いの人も多いのでは?実はちょっとだけ毎日の習慣や掃除、洗濯など家事のやり方を見直すことで、家のなかを快適な環境に整えることができます。今回は、健康を守る環境づくりに詳しい医療環境管理士の松本忠男さんに、室内の花粉対策のポイントを教えてもらいました。
少しでも花粉を取り除こうと室内の花粉対策を頑張っていても、帰宅後の何げない習慣や間違った掃除方法などが快適な環境を遠ざけている可能性があります。日々の習慣や掃除方法などを振り返り、間違った花粉対策をしていないかどうか、チェックしてみましょう。
上記で一つでもチェックが付いた項目がある場合は要注意。気付かないうちに家のなかに花粉を持ち込み、広げてしまっている可能性があります。
花粉の粒子の大きさは、0.03mm=30㎛(マイクロメートル)程度。これは髪の毛の太さの半分程度で、肉眼では見えないほど小さいので、ちょっとした気流でも花粉は舞い上がってしまいます。家のなかはエアコンの風や人の移動によって絶えず気流が発生しているため、間違った掃除方法によって、花粉を室内に舞い上げ、気付かないうちに吸い込んでしまう恐れも。花粉によるつらさを少しでも軽減するために、正しい室内の花粉対策を心がけましょう。
お家の花粉対策は健康管理の第一歩。
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室内に持ち込んでしまった花粉は、適切に掃除しないと除去できません。花粉の季節、家のなかの空気をクリーンに保つには、花粉を家のなかに「入れない」こと。また、花粉が蓄積していく前に適切に除去し、花粉を「溜めない」ことが大事です。ここからは、花粉を「入れない」ための習慣、そして「溜めない」ための掃除方法を紹介します。
花粉は、家のなかで発生するものではなく、外から持ち込まれるもの。だからこそ、外から侵入する花粉をいかにして抑えるかが大切です。特に重要なのは、花粉が多く付着する衣類の扱い方。帰宅後の行動を工夫して、できる限り室内に花粉を入れない習慣を身に付けましょう。
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衣類に付いた花粉は手で払うと顔の周りに舞い上がってしまい、吸い込んでしまう恐れがあります。また、時間が経つと床に落下して人が通るたびに舞い上がってしまうことも。帰宅したら玄関で、ウェットティッシュなどを衣類にポンポンと優しく押し付け、花粉を取り除きましょう。粘着テープや粘着クリーナーを使って衣類に付いた花粉を静かに除去するのも有効です。生地を傷めないように衣類専用のクリーナーを使うとよいでしょう。
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帰宅後に寝室やリビングで着替えると、玄関で落としきれなかった花粉が部屋のなかに持ち込まれてしまいます。また、家に帰ってすぐにトイレに入ると、衣類を着脱したときにトイレの床や壁に花粉が付着して残ってしまいます。帰宅後は、花粉を落とさないよう静かに浴室に移動し、浴室内で着替えるのがおすすめです。着替え終わったら、浴室の床に落ちたり、壁に付着したりした花粉をシャワーで流して除去しましょう。
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小さな花粉は、静電気が発生する場所に引き寄せられます。乾燥している季節は特に、衣服に静電気が発生しやすくなります。衣服に花粉が付着するのを極力防ぐには、柔軟剤を使用して洗濯するのが有効です。柔軟剤を使った衣類は静電気が発生しにくくなり、花粉の付着を抑えることができます。
部屋に入った花粉は溜めないことも大切です。しかし、溜めないためには、部屋中をやみくもに掃除するのではなく、「見えないけれど、実は花粉が溜まっている場所」を知り、効率よく掃除する必要があります。さらに、間違った掃除方法は、逆に花粉を舞い上げ、知らず知らずに吸い込んでしまうことになりかねません。ここでは、家に入ってしまった花粉を効果的に減らすため、花粉が溜まりやすい場所や掃除をする時間、花粉を効果的に除去するコツを紹介します。
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室内に入った花粉は、そのまま床に落ちるものだけではありません。多くは気流に乗って移動し、壁に付着したのち、壁沿いの床に落ちて、部屋の隅に溜まっていきます。特に、人の行き来が多い廊下や階段の隅は、気流の影響で花粉が溜まりやすい場所です。効率よく室内の花粉を取り除くには、こうした場所を重点的に掃除することを心がけましょう。忙しいときは、部屋や廊下の隅だけでも掃除すると、室内の花粉を減らすのに有効です。
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家のなかに入り込んだ花粉は、静電気によってホコリに付着し一体化することがあります。そのため、掃除は空気中のホコリが床に落ちきった朝一番にするのが効果的です。ただし、寝室は布団など綿ボコリを発生させるものが多くあり、ほかの部屋よりもホコリが出やすい場所です。寝室の掃除は、布団など寝具から出たホコリが落ち着く、起床後30分~1時間ほど経ってから行なうのが効果的です。
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効率よく花粉を取り除くには、高い場所から低い場所の順番で掃除しましょう。棚や棚に置いているもの、壁などは、静電気によってホコリを吸着する化繊はたきを使って掃除するのがおすすめです。はたきを使うときは、花粉などが含まれているホコリを舞い上げないように、一方向に向かって静かに動かしましょう。
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隅の花粉を除去するだけでなく、床全体をすっきりさせたい場合は、ポイントを押さえて掃除をすることが大切です。床を水拭きすると、花粉が水分に混ざって床に張り付き、塗り広げられてしまうためNGです。拭き掃除は、乾いた雑巾やフロアモップを使って乾拭きで、さっと一方向に拭き取ってください。ぐるぐると円を描くように拭いたり、ゴシゴシと往復したりする拭き方は、花粉を広げてしまうため注意しましょう。水拭きする場合は、乾拭きしたあとに仕上げとして行なうのがベストです。
ぐるぐる拭きやゴシゴシ拭きは花粉を広げてしまいます!
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床を掃除機がけすると、掃除機が動く気流と排気で花粉をまき散らしやすくなります。特に、素早くゴシゴシと動かすかけ方は、花粉をまき散らす原因になるため注意しましょう。掃除機をかける場合は、ゆっくりと静かに動かすのが花粉を除去するコツです。
普段の生活習慣や掃除のルーティンを少し変えるだけで、花粉の季節も室内が過ごしやすくなるはずです。花粉を完全に取り除こうと気追いすぎず、できる範囲で取り組みましょう。
よりしっかりと花粉を取り除きたい方は、朝一番の掃除に加えて、花粉が溜まりやすいポイントをこまめに掃除するのがおすすめです。ペーパータオルやキッチンペーパー、伝染したストッキングなど、使い捨てできるものを玄関やリビングの取り出しやすいところに置いておけば、気付いたときにすぐに花粉を拭き取ることができます。家のなかを快適な環境に整えて、心も体も軽やかに過ごしたいですね。
監修
松本忠男
監修松本忠男
医療環境管理士。亀田総合病院環境整備課課長、(株)プラナ代表取締役社長。亀田総合病院(千葉県)などで、約40年にわたり病院の清掃・環境衛生に携わり、多くの清掃スタッフを指導・育成。現場で体得したノウハウを多くの医療施設や高齢者施設、清掃会社などに提供するほか、テレビや雑誌などでも発信。『健康になりたければ家の掃除を変えなさい』(扶桑社)など著書多数。
- ※本記事は、2025年8月時点の内容です。
- ※本記事は、当社が松本忠男様に監修を依頼して掲載しています。
- ※本記事は、監修者の知識や経験を踏まえて執筆しています。
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