

取材・文:関戸ナオヒロ/構成:納谷ロマン/イラスト:百瀬ガンジィ
我々の日常生活にはアクシデントがたくさん存在しています。自転車や自動車との接触や、階段からの転落など、外出時はさまざまなケガや事故の危険がひそんでいますよね。家のなかなら安心?いえ、実はそんなことはないんです。
ものに足を引っ掛けて転んでしまったり、料理中にやけどをしてしまったり……。アクシデントについて知っておくことで、リスクはぐっと少なくなるはず。今回は、実際に家庭内で起こりえるアクシデントについて、イラストでわかりやすくご紹介します!
お餅など粘り気の強い食品を食べるときは注意!特に、飲み込む力の弱い子どもや高齢者は要注意。一気に食べるとノドに詰まらせて窒息する可能性があります。
リスク回避のために!
お餅やこんにゃくなど飲み込みにくい食べ物は小さくカットして食事に出したり、ゆっくりとよく噛んで食事をすることを心がけましょう。高齢者になると唾液の分泌が少なくなり、食べ物が詰まるリスクが高まります。こまめに水分補給をして口を潤しながら食事をしましょう。

食物の誤嚥※1
※1……飲み込んだ食べ物や唾液などが食道ではなく気管に入ること。
冬場に特に注意したいのが、自分でも気付かないうちに発症してしまう低温やけど。カイロや湯たんぽ、こたつなど、比較的低い温度のものに長時間接触することで、皮膚の奥が損傷します。重症化すると、皮膚が壊死することも!?
リスク回避のために!
カイロは肌に直接貼らずに衣服の上から使用するなど、暖房グッズは正しい使用方法で使いましょう。

こたつ・湯たんぽでのやけど(低温やけど)
料理中に沸かしたお湯をこぼしてしまった、蛇口のお湯と水をうっかり間違えてしまった……など、熱湯でのやけどの可能性もあります。
もしやけどをしてしまったら……
無理に衣服を外すと、皮膚がはがれる可能性があります。すぐに衣服の上から流水でしっかりと冷やしましょう。

蛇口からの熱湯との接触によるやけど
床に敷いてある絨毯や、居間・リビングのちょっとした段差に足を引っ掛けて転んでしまう。お風呂や台所など、水回りの床が濡れていたらスリップする危険も。足元をよく見て歩き、つまずきやすい場所には十分注意しましょう。

スリップ、つまずき、よろめきによる同一平面上での転倒。
使い慣れた自宅の階段でも、ふとした瞬間に足を踏み外して転落……なんてことも。
リスク回避のために!
階段は家庭内でも事故の割合が多い場所。転落してしまったときに、とっさに掴める手すりや、滑り止めマットを設置することで、事故を未然に防ぐことにつながります。

階段からの転落、そのうえでの転倒
お部屋にある家具にも要注意。特に、小さなお子さまはお家のなかでも元気いっぱい。転んだ拍子にテーブルの角などに頭や目をぶつけてしまうと、骨折や網膜剥離といった大ケガにつながることも十分にありえます。
リスク回避のために!
家具の角や縁にコーナークッションを装着することで、うっかりぶつかってしまったときのケガのリスクを抑えることができます。

壁や角にぶつけての骨折
家庭内で、最も事故が多いのがお風呂場。両親が目を離した隙に子どもが溺れてしまったり、部屋とお風呂場の寒暖差によって血圧が上下し、めまいや意識障害を引き起こすヒートショックで、自宅の浴槽で溺れてしまうことも。
リスク回避のために!
特に冬場は寒暖差が大きくなり、ヒートショックが起こりやすいです。入浴時には、脱衣場を十分に暖めて、お風呂場との温度差を少なくすることが重要です。

浴槽内での溺死および溺水
自宅で過ごすなかでも、思わぬケガや事故のリスクが実はたくさんありますね。
ご家庭によって起こりえるアクシデントはさまざま。
まずは、ご自宅の間取りや家具、家族構成などを考えて、事例と同じようなリスクはないか、想像してみてくださいね。
ちょっとした意識や対策で、自宅でのケガや事故のリスクを減らすことができます。

それでも何か起こってしまったとき、保険に入っているとさらに安心です。ケガに特化したケガほけんはもちろんですが、ケガや事故による入院や手術、誤嚥による肺炎などは生命保険でも保障を受けられる場合があります。治療費だけでなく、場合によっては生活費を一部サポートしてくれる保険もあります。
※保険の保障範囲については、事故発生時の細かい状況によって異なります。
※本記事は、2022年10月時点の内容です。
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※2 保険商品をご検討いただく際には、「保険設計書(契約概要)」、または「ご案内ブックレット」を必ずご確認ください。
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