※本記事は、2025年7月時点の内容です
冬の寒さが身にしみるこの季節。体の冷えが気になりませんか?そんなときにおすすめなのが「お鍋」です。お肉、魚介、お野菜など、さまざまな食材を一度に摂れるため、栄養バランスが自然と整うのも嬉しいポイント。さらに、体を温める効果が期待できる食材を加えることで、冷え対策としても大活躍します!
今回は、人気のお鍋をランキング形式でご紹介します。管理栄養士・調理師・国際中医薬膳師である清水加奈子さんに、体を芯から温める「ぽかぽか食材」を取り入れるポイントや、アレンジのコツについてもお話を伺いました。
ここからは、冬に人気のお鍋をランキング形式でご紹介します。今回は、栄養学的な見方と薬膳的な見方の両方から、「ぽかぽか食材」の取り入れ方やアレンジのコツについてもご紹介します。
- ※ 薬膳…中国から日本に伝わった「中医学」に基づいた食事。体調を整えたり体質を改善したりすることを、食事を通じて行なうという考え方がベースになっています。
- ※ macaroniランキング調べ/回答数:1,279票
-
5位 水炊き(128票)
日本の代表的なお鍋の一つ、「水炊き」。その名のとおり、水や出汁に具材を入れて煮込むのが特徴で、スープに調味料を使わず、素材の旨味を楽しむお鍋です。野菜がたっぷり摂れるため、ビタミンやミネラルも補給でき、風邪予防にも役立ちます。春雨などを入れるとスープの旨味をぎゅっと吸い込んでおいしくいただけます。
- 手羽元、手羽先(骨付き鶏肉)
- 特にコラーゲンやゼラチンが豊富で、関節や粘膜の保護、保温効果、栄養吸収を高める食材です。栄養面でもたんぱく質、脂質、ビタミンB群が体温維持をサポートしてくれます。
- 生姜、柚子胡椒
- これらの薬味は、血行促進、発汗、抗炎症作用、自律神経の調整に役立ちます。
水炊きのつけだれといえば「ポン酢醤油」が基本ですが、柑橘の皮に含まれるリモネンなどの成分には血行促進作用が期待できるため、皮ごと入れることで、さらに体を温めてくれます。そのほかのつけだれとして、万能薬味ともいえる生姜を加えた「生姜醤油」もおすすめです。
-
4位 寄せ鍋(134票)
肉や魚介、野菜など旬の食材をたっぷり摂れる「寄せ鍋」。水炊きとの大きな違いは、出汁そのものに味を付けること。地域や家庭によって、味噌や塩、醤油など、ベースの味付けはさまざまです。肉や魚介、豆腐やきのこなど、さまざまな具材を「寄せ集める」ため、栄養バランスがよく、体に優しいのも魅力です。多様な食材を一度に摂れるので、冷えを感じやすい女性はもちろん、老若男女問わず、ぜひ食べていただきたいお鍋の一つです。
- 香味野菜(春菊、にんにく、ニラなど)
- にんにくやニラなどの香味野菜が血行を促進します。
- 鶏もも肉
- たんぱく質と脂が摂れる鶏もも肉は、エネルギーを生み出して体を温める効果があります。
- 魚介
- アミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれており、血行をサポートして体を温める効果が期待できます。
- いわし系の出汁
- いわしなどの青魚には血行を促進してくれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれているため、体を温めてくれることが期待できます。
つけだれにねりごまやいりごまを使って、栄養と風味をアップさせるのがおすすめ。ごまには、代謝を高める効果のあるビタミンB群が豊富に含まれているほか、腸内環境を整える食物繊維も豊富です。鶏肉は骨付きの手羽先や手羽元を使うと、コラーゲンをたっぷり摂ることができます。
おろし生姜をたっぷり加えた「生姜風味の寄せ鍋」も人気です。しそやにんにくなどの薬味は加熱することで体を温める栄養成分が減ってしまいますが、生姜は逆に、加熱した方が体を温める効果が高まります。スープにすりおろした生姜を入れて、食材と一緒に煮込みましょう。 -
3位 豆乳鍋(140票)
お鍋のなかでも比較的新しい「豆乳鍋」。豆乳の持つヘルシーさ、まろやかな味わいが女性を中心に人気を博し、今ではお鍋の定番にもなっています。女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンも豊富なため、更年期やPMS(月経前症候群)の方にもぜひ食べていただきたいお鍋の一つ。豆乳に含まれる植物性たんぱく質が、体内で熱を生み出す手助けもしてくれます。
薬膳では、豆乳には体を温める効果はあまりないとされていますが、具材の選び方や調味料で温め効果を高めることができます。
- 鱈
- 脂質が少なく、たんぱく質が豊富で消化によい白身魚。体を消耗させずにエネルギー補給が叶います。
- 魚のつみれ
- いわし、あじ、さばなどの青魚にはEPA、DHAの含有量が多く、血行改善や抗炎症にも最適です。体を温めてくれるにんにくやニラ、ネギなどの薬味をたっぷり加えたつみれを入れれば、さらに体を温める効果が期待できます。
- 舞茸、椎茸
- 舞茸や椎茸にはビタミンDが豊富に含まれており、骨を強くしたり免疫を高めてくれたりする働きも。椎茸のビタミンDは、天日干しすることで増加するため、干し椎茸もよいでしょう。
体のなかから温める効能がある味噌をプラスすると、よりコクのあるおいしいスープに変身します。また、カレー粉や黒胡椒などのスパイスにカブやカボチャなどを加えて、洋風の豆乳鍋にアレンジしてもおいしくいただけます。
-
2位 もつ鍋(170票)
水炊きと同様に、福岡県の博多が発祥とされるのが、2位の「もつ鍋」です。第二次世界大戦後の食料が不足していた時代に、安くて栄養価の高い「もつ」が注目されました。その後、1990年代にブームが訪れ、今では全国的に人気のお鍋の一つです。
- ニラ、にんにく、長ネギ
- ニラ、にんにく、長ネギに含まれるアリシンには、体を温める効果があるとされています。
- 唐辛子
- カプサイシンによる血行促進、代謝アップ効果が期待できます。
- 味噌
- もつ鍋のスープには、大きく分けて「味噌」「醤油」「塩」の3種類がありますが、体を温めるという観点から見たときに、おすすめなのが「味噌」です。味噌をはじめ、麹などの発酵食品は、薬膳的には体を温める食材に分類されるため、体がほっと温まることが期待できます。
スープにおろし生姜を加えることで、さらに温め効果がアップします。また、キャベツと同じく体を冷やさないとされている白菜も、もつ鍋にはぴったりです。もつの脂が気になる方は、柚子胡椒を加えてみてはいかがでしょうか。柚子胡椒に含まれる食物繊維が脂の吸収を緩やかにしてくれるほか、カプサイシンには消化を助けてくれる働きがあります。
-
1位 キムチチゲ(289票)
朝鮮半島の家庭料理である「キムチチゲ」。「チゲ」は「具だくさんの汁もの料理」という意味の韓国語です。日本では「キムチ鍋」としても親しまれています。豊富な具材で栄養補給もでき、寒い冬にもおすすめです。
- 豚バラ
- 疲労回復、糖代謝に効果のあるビタミンB1、エネルギー源となる脂質が豊富で、体温上昇の効果や代謝の底上げが期待できます。
- 唐辛子、キムチ
-
唐辛子は、カプサイシンによる血行促進、代謝アップ効果が抜群。発酵食品であるキムチも腸内環境を整え、体のなかからポカポカにしてくれます。
ただし、唐辛子は食べすぎると、発汗しすぎて逆に体が冷えてしまうこともあるのでほどほどに。冷え性気味の方は、唐辛子そのものではなく、キムチで辛みを出すのもおすすめです。 - 青ネギ
- アリシンが血行を促進してくれます。
酒粕やチーズなどの発酵食品をスープにプラスするとコクと栄養がアップし、辛さもまろやかになります。〆としておすすめなのが雑炊です。玄米にはビタミンB群などの栄養が豊富に含まれており、食物繊維も豊富で腹持ちもいいため、玄米を混ぜるのもおすすめです。
食生活で元気を維持しつつ、
元気な
うちから将来への備えを考えてみませんか?
日々の食生活で健康を維持することはもちろん大切ですが、もしもの病気やケガに備えることも、安心な生活を支えるうえで重要な役割を担っています。明治安田では、「もしも」に寄り添い、安心と備えをサポートする商品を取りそろえています。健康な食生活とあわせて、将来への備えを検討してみてはいかがでしょうか。
肉のなかでも、ラムは薬膳的に体を温める効果がとても高いとされているため、積極的に摂りたい食材の一つです。ラムがお好きな方は、ぜひお鍋の食材にラムを使ってみてください。特におすすめなのが、「ラムを使ったアジア風お鍋」です。
といっても、作り方はとても簡単です。寄せ鍋をアレンジするイメージで、スープにカレー粉やシナモンなどのスパイスを加えて煮込むことで、一気にアジアンテイストに!スパイス効果で体も温まります。
- 香菜(パクチー)
- アジアンテイストと相性のよいパクチーは、ビタミンC、β-カロテン、食物繊維、鉄分といった栄養素が豊富に含まれています。熱を加えることで香気成分が飛ぶため、香りが苦手な人も食べやすくなります。
- にんじんスライス
- 血行を促進するビタミンEや鉄分の吸収を促すビタミンCを多く含み、体内で熱を作る働きがあるとされています。ピーラーでスライスすれば火も通りやすくなります。
- たまねぎ
- たまねぎに含まれるアリシンには、体を温める効果があるとされています。
ラムのこま肉を包丁で叩いてひき肉にして、刻んだパクチーや生姜をたっぷり混ぜ込んでお団子にするのがおすすめです。ラムの臭みや独特のクセが気になる方も、薬味がたっぷり入ったお団子なら、クセが気にならずにおいしく食べられます。
このほか、ラムひき肉を使って餃子にするのもおすすめ。ごま油や醤油、酒でしっかり味付けすると、ラムの旨味が引き立ち、いつもの餃子とはひと味違うおいしさが楽しめます。また、ラムのスライスを使ってしゃぶしゃぶ鍋にしてもおいしいですよ。
「冷えは万病のもと」とも言われるとおり、体が冷えると、疲れやすくなったり風邪などを引きやすくなったりもします。
体を温めるためには、まず食事から改善しましょう。体を温める食材を積極的に摂り、冷たい飲食物は避けて、体のなかから温めることが大切です。食生活を改善することによって免疫バランスが整い、寒い冬でも快適に過ごせるようになります。
お鍋は体を温めてくれるだけではなく、材料を切って煮込むだけなので、忙しい日の時短メニューとしても大活躍。大切な人と鍋を囲むことで会話も弾み、心も体も温まる団らんのひとときを過ごせます。「みんなで囲む楽しさ」を提供してくれるお鍋を、ぜひご家庭で楽しんでみてはいかがでしょうか。今回ご紹介したぽかぽか食材入りのお鍋で、この冬は冷え知らずの温かい毎日を過ごしていきましょう。
監修
清水加奈子
監修清水加奈子
フードコーディネーターでありながら、管理栄養士・調理師・国際中医薬膳師の資格を持つフードのスペシャリスト。料理をおいしく、美しく見せるスタイリングだけでなく、カロリー計算されたダイエットレシピの作成、アイディアレシピの提案・監修を行なっている。
- ※本記事は、2025年7月時点の内容です。
- ※本記事は、当社が清水加奈子様に監修を依頼して掲載しています。
- ※本記事は、監修者の知識や経験を踏まえて執筆しています。
食生活で元気を維持しつつ、
元気な
うちから将来への備えを考えてみませんか?
日々の食生活で健康を維持することはもちろん大切ですが、もしもの病気やケガに備えることも、安心な生活を支えるうえで重要な役割を担っています。明治安田では、「もしも」に寄り添い、安心と備えをサポートする商品を取りそろえています。健康な食生活とあわせて、将来への備えを検討してみてはいかがでしょうか。
募Ⅱ2501288ダイマ推
この記事を見た方におすすめの保険商品
-
豊富な特約ラインアップに健康ステージに応じてサポートする仕組みをプラスした、ご加入後も変化に応じて見直せる保険です。※1※2※
- ※保険商品をご検討いただく際には、「保険設計書(契約概要)」を必ずご確認ください
- ※「ベストスタイル 健康キャッシュバック」は、「ベストスタイル」に「健康サポート・キャッシュバック特約(2024)」を付加した場合の販売名称です
-
入院や退院後の通院などの保障を組みあわせることができる医療保険です。※1※
- ※保険商品をご検討いただく際には、「保険設計書(契約概要)」を必ずご確認ください
- ※1 保険商品をご検討いただく際には、「保険設計書(契約概要)」を必ずご確認ください
- ※2 「ベストスタイル 健康キャッシュバック」は、「ベストスタイル」に「健康サポート・キャッシュバック特約(2024)」を付加した場合の販売名称です