特別勘定の組合せ

資金を運用していくにあたっては、ご自身が受け入れられるリスクの範囲内で、複数の投資対象資産をうまく組み合わせるのがよいとされています。

ご自身のリスク許容度

運用の目的:一人ひとり増やす目的が異なります。資金の運用目的は、老後の生活費やお子さまの教育費など、将来使いみちが決まっている場合もあれば、余裕資金という場合もあります。余裕資金の方が、より高いリスクを受け入れられます。 運用期間:運用期間が長ければ、リスクは小さくなります。値動きの大きい資産も、長期間を平均してみると、リスクは小さくなる傾向があります。したがって、リスクの高い資産に投資する余地が生まれます。 投資の知識や経験:リスクの受け止め方は人それぞれ違います。投資に関する知識や経験によって、リスク(一時的な値動き)の受け止め方は変わってきます。

投資対象となる資産

「株式」
一般的には、高い収益率(リターン)を期待できますが、収益率の変動(リスク)が大きいため、大きな損失を被ることもあります。
「債券」
一般的には、高い収益率(リターン)は期待できませんが、その分リスクも小さく、株式に比べ安定的といえます。

いずれも外貨建の資産である場合は、為替相場の変動の影響を受けます。

ポートフォリオの例

ここではご参考に、いくつかの資産の組合せ(ポートフォリオ)の例を紹介いたします。

積極的な運用を考えているAさんの場合

積極運用型のポートフォリオ例

30代男性・会社員

毎月の生活費は給与で十分賄え、運用期間もかなりあるので、積極的な運用を考えています。
7割~8割を株式、残りを債券に配分します。

収益性・安定性の両方に配慮したいBさんの場合

バランス重視型のポートフォリオ例

40代後半女性・夫婦での自営業

引退までの運用期間は十分ありますが、子どもの教育費・結婚資金などの出費があるかもしれないのでバランスよく運用したいと考えています。
株式と債券を半々くらいにしておきます。

リスクを抑えたいCさんの場合

安定重視型のポートフォリオ例

50代後半男性・会社員

ご契約から10年経過。年金開始まで数年と短く、老後生活資金は将来必ず必要になるので、リスクを抑えて安定した運用を重視しています。
株式は2割~3割に抑えておきます。

上記の組み合わせはライフステージごとの一例に過ぎず、特定の特別勘定を推奨するものではありません。
最終的な特別勘定の指定はお客さまご自身の判断でご選択ください。

効果的な運用のために

積立金の移転

各特別勘定の積立金を他の特別勘定に移転できます。ご自身のライフステージや経済情勢に応じて、効果的に運用できます。
年12回までご利用いただけます(手数料無料)。

スイッチングを行った際には、選択した特別勘定の種類によっては投資リスクが異なることとなりますのでご注意ください。

スイッチング いつでもご請求いただけます。

積立金の構成比率の変更

例えば、2つの特別勘定の構成比率を変更する場合

特別勘定の種類の変更

例えば、A・B2つの特別勘定のBをやめ、C・D2つの新たな特別勘定を組み入れ、構成比率の変更も行う場合

積立金の構成比率の変更 イメージ図
特別勘定の種類の変更 イメージ図

リバランス(積立金自動調整制度) 定期的・自動的に行なわれます。

積立金の構成比率を自動調整

各特別勘定の運用実績はそれぞれ異なるため、運用期間の経過とともに構成比率が変化していきます。これをご指定の構成比率に戻すよう、6ヵ月ごと、または1年ごとの契約応当日に自動的に積立金を移転するのが、リバランスです。

リバランスは、ご契約時または運用期間中にご契約者のお申し出により、設定・変更できます。

積立金の構成比率を自動調整 イメージ図

運用資金の追加

運用期間中に一時投入保険料を払い込むことにより、運用資金を追加することが可能です。(1回10万円以上)
死亡給付金の最低保証額は、一時投入保険料分だけ増額されます。

お取扱いには所定の条件があります。

定額の年金へ変更

特別勘定でのリスクのある運用を取りやめ、その時点での返戻金をもとに年金年額を確定させた定額の年金へ変更することができます。これを「特別勘定からの移行」といいます。

お取扱いには所定の条件があります。

本商品は、新規のお取扱いはしておりません。したがいまして、この資料は、「D.A.」の商品概要を説明したものであり、新規にご契約いただく際の資料ではありません。
ご契約内容や運用状況のご照会、各種お手続きについては、明治安田生命コミュニケーションセンターへご連絡ください。

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