平成14年 社長年頭挨拶
安田生命保険相互会社では、平成14年1月4日午前9時より社長(宮本三喜彦)年頭挨拶を行いました。 つきましては、下記のとおり挨拶の要旨ならびに全文をお知らせいたします。
要 旨
- 「自助努力の必要性」と「リスクの多様化」が進む現在だからこそ、一人ひとりの毎日の仕事がますます意義深いものになっている。「不安の時代」こそ保険事業に従事していることに誇りを持ち、保険商品の提供は社会的使命であることを改めて認識いただきたい。
- 当社は、一貫して独自のアライアンス戦略を遂行しているが、その柱となるのが健全性と信用力を背景に進めた様々な優良企業との機能別部分提携である。それらの提携は広範囲に渡っており、当社の事業基盤の強化に寄与することを確信している。
当面の重要目標
- 「保有純増の実現」
今年から、保有契約を守る体制をさらに強化する。皆さんにおいても、お客さま一人ひとり、ご契約1件1件を守り抜く強い信念を持って仕事に励んでいただきたい。 - 「運用環境への柔軟な対応」
当社は、国内株式を中心とするリスク性資産の圧縮と近年収益性の低下が著しい団体年金一般勘定資産の削減という高度なテーマに取り組んでいるが、今年も引き続き、環境変化の影響を最小限に抑えるため、この取り組みを推し進めてほしい。 - 「コンプライアンスの再徹底」
近年、競争の自由化と国際化に伴い、消費者保護の観点から、コンプライアンスへの取組強化の要請は厳しさを増している。間違った行動により、今まで築き上げてきた会社の信用が一瞬にして地に落ちることも有り得ることを認識してほしい。