平成13年度入社式 社長挨拶

平成13年4月2日

平成13年度入社式 社長挨拶(全文)

安田生命保険相互会社では、平成13年4月2日(月)午前9時より安田生命ホールにおいて平成13年度入社式を行いました。
ご参考に社長挨拶を添付いたします。要旨は下記のとおりです。

要 旨

21世紀における安田生命の事業展開について

  • コミュニケーションセンターの開設
    Tと人間の心の協働で、お客様に必ず満足していただけるサービスを提供することで「コミュニケーション・ナンバーワンの会社」になる。
  • 「安田ライフダイレクト損害保険」の営業開始リスク細分型自動車保険を、契約からアフターサービスまでコールセンターを通して電話一本で提供するという、我社独自の損保戦略として強力に展開していく。損害保険のなかでも未開発で将来性ある分野に焦点を絞り込み、これまでにない最高の顧客満足度を提供し、将来は自動車保険市場において大手並みのシェアを目指す。
  • 富国生命との経営全般にわたる包括的な業務提携の推進「実利優先」の理念のもと、現在、損害保険ビジネス・投資信託ビジネスへの共同展開、確定拠出型年金への共同取組み、介護分野事業、人材交流を行っている。互いの優点を尊重しあう関係のなかで自社の優位点を更に伸ばしていき、将来に渡る持続的な成長を確保していく為さらに研鑚を積んでいく。

仕事をする上で是非心に留めておいてもらいたいこと

  • 会社の中での、仕事との関わり、人との関わりを大切にしてほしい。会社の成長は会社の従業員一人ひとりの成長の結果である。しかもその一人ひとりの成長というのはその会社の中で一緒にお客様の為に一生懸命仕事をする事、いわゆる「協働」によってのみ実現できるという成長理論のもと、人との関わりの中で仕事に励みながら自分の成長、自己実現を図っていくことが必要である。
  • 会社に入ると自分で自由に使える時間が少なくなり、「自由の喪失」を感じる時があるかもしれない。しかしそういう決められた時間の中で様々な人と関わりながら、いかに自分自身が自立的に主体的に活動していくかということが非常に大切である。
  • 「強い意志」と「集中力」を持ってほしい。仕事は机上の空論ではダメであり、いくら素晴らしい意見があってもそれが実現できなければ何にもならない。人間の持っている潜在的な能力というものはほとんど変らず、変るとすれば、物事を最後までやり抜くという強い意志と集中力を持っているかであり、私はこれが非常に大切であると考える。

新世紀中期経営計画について

「通常のクオリティーを超えた商品・お客様サービス・人材・組織・システムを備え、独自性ある経営を推進する会社」になる。