健全性水準に応じた経営の方針

健全性水準に応じた経営の方針

当社は、「確かな安心を、いつまでも」という経営理念に基づき、「健全性」を確保し「成長性」「収益性」とのバランスを取りながら安定的な収益の確保と企業価値の向上を実現するため、ESR220%を当面の目標としつつ、経済価値ベースの健全性の水準に応じた、ご契約者配当のお支払いと投資を行ないます。

ESR:165%以上(ターゲットレンジ)

安定的なご契約者配当を維持するとともに、積極的な投資を行ないます。
ESRが220%を安定的に超過する見通しの場合、さらなるご契約者配当や投資を検討・実施します。

ESR:120%以上165%未満

ご契約者配当の確実なお支払いに向け、リスク削減等にかかる取組み・対応を検討・実施します。
また、中長期的な健全性の見通しをふまえ、投資を柔軟に検討します。

ESR:120%未満

健全性の確保に向けた内部留保を優先し、ご契約者配当の水準の引き下げも含めて検討・対応を行ないます。
また、新規の投資を抑制するとともに、既存のリスク削減を優先します。

※ESR(Economic Solvency Ratio、経済価値ベースのソルベンシー比率):
リスクに対して十分な自己資本が確保できているかを示す経済価値ベースの健全性をあらわす指標

※本方針は、国内における経済価値ベースのソルベンシー規制の導入に向けた検討状況をふまえ、将来的に経済価値ベースのソルベンシー比率の算出方法を含めて見直します。