第77回定時総代会議事録(抄)

開催日時	2024年7月2日(火曜日)午前10時00分
開催場所	東京都港区芝公園4丁目8番1号 ザ・プリンス パークタワー東京 地下2階 コンベンションホール
議 長	取締役代表執行役社長 永島 英器
総代総数	219名(定数222名)
出席総代数	219名(うち委任状による出席31名)

会議の目的事項

ア.報告事項

1. 2023年度事業報告、貸借対照表、損益計算書、基金等変動計算書、連結貸借対照表、連結損益計算書および連結基金等変動計算書報告の件
2. 相互会社制度運営に関する報告の件

イ.決議事項

• 第1号議案 2023年度剰余金処分案承認の件
• 第2号議案 総代候補者選考委員選任の件
• 第3号議案 取締役11名選任の件

議事の経過の要領およびその結果

定款第23条に基づき議長を務める執行役社長が開会を宣した後、議長から、監査委員会に監査報告を求めたところ、監査委員長・上村達男取締役から、監査委員会において審議のうえ全員一致の決議をもって監査報告書を作成しており、2023年度の監査結果については、本年5月17日付監査報告書謄本のとおりである旨の監査報告があった。

ア.報告事項

12023年度事業報告、貸借対照表、損益計算書、基金等変動計算書、連結貸借対照表、連結損益計算書および連結基金等変動計算書報告の件

2023年度事業報告として、「『MY Mutual Way Ⅰ期』の総括」について、映像を用いた説明があった。
続いて、「2023年度決算の概要」について、映像を用いた説明があった。
その後、議長から、「『MY Mutual Way Ⅱ期』の概要」について、映像を用いた説明があった。

2相互会社制度運営に関する報告の件

議長から、総代の定数および総代の選出方法、評議員会の開催状況、「お客さま懇談会」の開催状況、2023年度決算における内部留保の積み立ておよび契約者配当等について、映像を用いた説明があった。

その後、本総代会に先立ち、総代からあらかじめ書面により申し出のあった質問・意見等につき、担当執行役から回答を行なった。

• 2022年6月に公表があった営業職員によるお客さまからの金銭詐取事案に関するその後の状況について、説明してほしい。
• 明治安田生命から明治安田にブランド通称を変更したことによる社内外の効果について、説明してほしい。
• 円安が継続することによる当社の経営や商品に対するメリット・デメリットについて、説明してほしい。
• 人手不足を含め、人口減少に起因する経営への影響をふまえた対応の方向性について、説明してほしい。
• いわゆる「配当性向」について、当社としての見解を説明してほしい。
• 生成AIの活用例や活用状況を、説明してほしい。
• DX戦略を進めるなかで、サイバーセキュリティの強化状況や、サイバー攻撃をされたことがあるかについて、説明してほしい。
• お客さまからのカスタマーハラスメントに関する相談窓口等の設置状況について、説明してほしい。
• 人財確保が困難な地域が存在し、また、今後の就労人口の減少が顕著に見られるなか、会社の中核を成すLCの確保・定着化への取組みについて、具体例をふまえ説明してほしい。
• 保険離れをしている若年層に対する販売戦略について、説明してほしい。
• 2023年度決算で保険料等収入が減少しているが、外貨建保険の販売が好調であった他社もある。当社の販売スタンスに要因があるのか、説明してほしい。
• 2023年10月に導入した失効取消制度は、お客さまに寄り添ったすばらしい制度と思うが、このような顧客保護にかかる取組事例について、説明してほしい。
• 男女間の賃金差異にかかる現状や取組みについて、説明してほしい。
• 新聞等で報じられていた節税保険に関し、当社の状況について、説明してほしい。
• 若い世代に対する「金融・保険教育」を今後も継続・拡大してほしい。
• 自治体との連携協定において、どのような取組みを行なっているか、事例などをもっと積極的に開示してはどうか。
• 「地元の元気プロジェクト」により、どのような社会的価値・経済的価値が創出されているのか、効果測定の方法も含めて説明してほしい。
• 健活のイベントやサービス等、有益な情報を認識していないお客さまもいるので、さらに案内をしてほしい。

続いて、議長から会場内の総代に対し、質問・意見等を求めたところ、会場内の総代から質問・意見等があり、代表執行役社長および担当執行役から回答を行なった。

• お客さまから貴重な意見等が得られるよう、今後も実りのあるお客さま懇談会を継続してほしい。
  
• ウェアラブルデバイス等も活用した健康増進の取組みについて、自治体との連携も含め、検討してほしい。
  
• 職員の介護離職対策について、説明してほしい。
  
• 外国人の雇用の状況について、説明してほしい。
  
• 外国人のお客さまへの対応について、説明してほしい。
  
• 70歳定年制度について、組織の高齢化などデメリットもあるなか、導入に踏み切る理由について、説明してほしい。
  
• 川崎市の市制100周年記念式典において、当社が福祉・保健衛生の分野で表彰されたことについて、祝意を表したい。
  
• お客さま満足度のさらなる向上をめざした今後の取組みについて、説明してほしい。
  

イ.決議事項

第1号議案 2023年度剰余金処分案承認の件

議長から、2023年度剰余金処分案について、議案書86ページ記載の内容の説明があった。

その後、議長が、本議案について賛成の者に挙手を求めたところ、賛成218名、棄権1名、反対0名で、原案どおり承認可決された。

2023年度剰余金処分に関する決議の要旨（PDF 76.3KB）

第2号議案 総代候補者選考委員選任の件

議長から、現在の総代候補者選考委員は、本総代会終結の時をもって全員が任期満了となるため、定款第16条の規定により、石村和彦、長内温子、上條努、菊澤研宗、倉井敏磨、佐藤英彦、鈴木由里、都筑豊、原田喜美枝、増田里香の10氏について選任願いたい旨の説明があった。

その後、議長が、本議案について賛成の者に挙手を求めたところ、賛成218名、棄権1名、反対0名で、原案どおり承認可決された。

第3号議案 取締役11名選任の件

議長から、現在の取締役11名は、本総代会終結の時をもって任期満了となるため、指名委員会の決議に基づき、根岸秋男、永島英器、荒谷雅夫、菊川隆志、秋田正紀、上村達男、堀切功章、佐々木百合、上田輝久、吉井久美子の10氏について再任、中村篤志氏について新たに選任を願いたい旨、このうち、秋田正紀、上村達男、堀切功章、佐々木百合、上田輝久、吉井久美子の6氏は社外取締役の候補者である旨の説明があった。

その後、議長が、本議案について賛成の者に挙手を求めたところ、賛成218名、棄権1名、反対0名で、原案どおり承認可決された。

選任された各氏は総代会での承認を前提に、それぞれ就任を承諾している。

以上をもって、議長が本総代会の終了を宣し、午前11時46分に閉会した。

以上