社長メッセージ

「確かな安心をいつまでも」
お届けしてまいります
令和6年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、被災された地域のみなさまに、心よりお見舞い申しあげます。一日も早い復旧を心よりお祈り申しあげます。
当社は2020年4月に、10年後(2030年)にめざす姿を「『ひとに健康を、まちに元気を。』最も身近なリーディング生保へ」と定め、「社会的価値」と「経済的価値」の双方の向上をめざす10年計画「MY Mutual※1 Way 2030」をスタートしました。
この10年計画のもと、2021年度から開始した3ヵ年プログラム「MY Mutual Way Ⅰ期」(2021~2023年度)では、制度・インフラ等の抜本的な見直しを行なう「4『大』改革」と、「みんなの健活プロジェクト」「地元の元気プロジェクト」の「2『大』プロジェクト」に、「デジタルトランスフォーメーション(DX)戦略」を融合させ、「10年後(2030年)にめざす姿」の実現に向けた成長軌道の確保に取り組んでまいりました。
その結果、企業価値を示すグループサープラスや、健全性・収益性・成長性を示す経営目標において、中期経営計画の目標を概ね達成するとともに、4「大」改革等を通じた各分野における態勢の高度化・強化等を実現するなど、所期の目標を達成することができました。
また、2023年度のお客さま満足度(総合満足度)は5年連続で過去最高値を更新しました。
※1 Mutualは「相互の」という意味であり、保険会社のみに認められている特別な会社形態「相互会社」も意味しています。相互会社は、ご契約者(社員)が会社の構成員であることから、ご契約者の利益を最優先とした長期安定的な経営が可能となると考えています
10年後(2030年)にめざす姿
「ひとに健康を、まちに元気を。」
最も身近なリーディング生保へ
2024年度から開始した新たな3ヵ年プログラム「MY Mutual Way Ⅱ期」(2024~2026年度)では、「生命保険会社の役割を超える」ことをめざしていきます。
「生命保険会社の役割を超える」という言葉には、「保障とアフターフォローの提供」という生命保険会社の従来の役割を大切にしながら、2「大」プロジェクトの取組みを強化することで、「ヘルスケア・QOL※2の向上」と「地域活性化」という2つの方向にさらに役割を拡充していく、という強い想いが込められています。
これらを必ず実現する、という決意を込めて、当社のブランド通称を「明治安田生命」から「明治安田」といたしました。
あわせて、「生命保険会社の役割を超える」の象徴として、日本のサッカー界を牽引してきたパイオニアである「三浦知良選手」を新企業タレントに、他に先駆けて挑戦するファーストペンギンが由来の「めいやす ペンタン」を新企業キャラクタ―に迎えました。
本プログラムでは、社会課題の解決に貢献する取組みをさらに進め、グループベースの持続的な成長を実現し、お客さま・社会への還元の拡充をめざしてまいります。
国内生命保険事業では、お客さまのQOL向上に資する「保障ビジネスの高度化」と資産形成ニーズの高まりをふまえた「貯蓄ビジネスの再構築」に取り組み、「シェアの拡大」をめざしていきます。加えて、資産運用の高度化と海外保険事業の拡充を通じて、グループベースの収益の拡大を図っていきます。
また、人財およびIT・デジタル領域等への先行投資の拡充により、さらなる態勢強化を図ります。
そして、自治体や他企業・団体との共創を通じた新たな価値(多元的価値)の創造・提供に取り組んでまいります。
今後とも、末永くご愛顧を賜りますよう、お願い申しあげます。
※2 QOLはQuality of life(クオリティ・オブ・ライフ)の略称で、「生活の質」を意味しています
MY Mutual Way Ⅱ期のテーマ
生命保険会社の役割を超える
明治安田フィロソフィーに共感し、
志を同じくする企業・団体との共創によって、
多元的価値を創造・提供する
事業活動を通じた
社会課題の解決への貢献