(公財)明治安田厚生事業団の活動

1962年6月に財団法人として設立された当事業団は、変遷する健康課題を先駆的に捉えて調査研究を行なうとともに、その知見の普及啓発を行なってきました。設立50周年を迎えた2012年には内閣府から公益財団法人への移行認定を受け、国民の健康増進に繋がる活動をさらに積極的に推進しています。
現在では、体力医学研究事業とウェルネス事業が連携し、学術の振興および公衆衛生の向上をめざしています。近年は、我が国の大きな健康問題になりつつあるメンタルヘルスや座りすぎの問題を取り上げ、勤労者や高齢者の健康増進対策に取り組んでいます。

体力医学研究事業(体力医学研究所)

体力医学研究事業(体力医学研究所)

国民の健康にまつわる諸問題の解決に向けた調査研究を実施し、その成果が広く一般に役立つよう普及活動にも努めています。近年では「運動とメンタルヘルス」をメインテーマに、運動と脳機能の関係、座りすぎの健康への影響とその対策に関する研究等に取り組んでいます。
加えて、健康科学分野に関わる若手研究者の活動支援を目的に、研究助成を実施しています。

ウェルネス事業(ウェルネス開発室)

ウェルネス事業(ウェルネス開発室)

一人ひとりの身近な健康づくりをサポートするプログラムを開発・提供し、自治体や企業、団体等への講演会やセミナー等を通じて、社会に貢献できる健康づくりの普及啓発活動を行なっています。とくに体力医学研究事業と連携して、科学的な根拠に基づいた健康づくりを提案しており、最近注目される健康経営に対する専門的な支援にも取り組んでいます。

関連情報
(公財)明治安田厚生事業団