「UIデザイン開発」について
体験価値の徹底追求に向けた
デザインマネジメントの推進
明治安田生命保険相互会社(以下、明治安田)が大事にする、お客さまに寄り添い「確かな安心をお届けする」UIデザインの改善事例をご紹介します。
UIデザイン開発の背景

対面以外でも、お客さまに寄り添うために
明治安田では、お客さまに確かな安心をお届けするため、全都道府県に支社・営業所を構え、3万人超の営業職員を中心として「対面のアフターフォロー」に注力してきました。
一方、コロナ禍等の社会情勢の変化により、オン ライン面談を希望されるお客さまや、お手続きはネットで簡単に済ませたいと考えるお客さまが増えたことをふまえ、これまで主流としてきた「対面」以外の方法でも、お客さまに寄り添う必要が生じてきました。
デザインによる新しい体験価値を
こうした変化に対応すべく、明治安田はデジタルツールの併用により、たとえ営業職員がお客さまのそばにいなくとも「確かな安心をお届けする」ための新しいアフターフォローをめざしています。こうした体験価値の実現にあたり、大きな役割を発揮するのが「デザイン」であると考え、明治安田は2022年4月にデザイン組織を新設しました。
保険会社ならではの
デザインとは
保険会社特有の専門用語が含まれる難しい情報を、お客さまにわかりやすく伝えるデザインが求められます。ほとんどのお客さまにとって、保険会社のサービスに触れる機会はそう多くはなく、複雑で身近ではないサービスの情報をただ伝えるだけでは、お客さまにとって良い体験にはなりません。
どうすればお客さまに当社のサービス内容をわかりやすく伝え、魅力的なものとして興味をもっていただき、安心してお使いいただくことができるか考える必要があります。

デザインチームのメンバー
2022年度に、会社全体のデザインマネジメントの推進を担うデザイン組織を新設しました。コンサルティング会社や外部のデザイナーと協力しデザインシステムの構築から取り組み、統一感のあるUIデザイン開発を進めています。
また、会社の社外派遣や研修の制度を活かし、当社職員もスキルアップに努めております。
外部との協業領域
あくまで一例ですが、Web/アプリ等のUI改善に資する分析の高度化、アクセシビリティ向上等の知見をお持ちの企業さまは当社の取組みとの親和性が高いと思われます。その他、各種タッチポイントの体験価値を高めるようなサービス・技術をお持ちの企業さまなど、是非お声かけいただけますと幸いです。