平成13年度決算(旧安田生命)

安田生命 平成13年度決算の概況

1概要

新契約高(個人保険・個人年金保険)
8兆2,564億円

保有契約高(除く団体年金保険)
142兆1,639億円

総資産
9兆7,786億円

経常利益
252億円

当期剰余
291億円

平成13年度は、日本経済の低迷を反映して保有契約高の減少と資産運用効率の低下を強いられた厳しい年度となりました。そのような中でも、当社は下記のとおり多くの強みを維持しつつ、明治生命との経営統合に向けた提携関係の強化を推進しています。 今後とも“お客さま第一”の安田生命をよろしくお願いします。

2決算のポイント

(1)高い収益力!

  • 基礎利益=1,836億円(前年度比+86億円)
  • 基礎利益率=1.94%

基礎利益は保険本業のフローの収益を示す指標の一つで、いわゆる「逆ざや」をカバーした後の利益です。
基礎利益率は基礎利益を一般勘定資産で割って%表示したものです。

(2)高い保険金支払余力!

  • ソルベンシー・マージン比率=612.8%(前年度比+10.2%)
  • 危険準備金は積み増し、価格変動準備金は前年度末水準を維持

ソルベンシー・マージン比率は保険会社の健全性を示す指標で、行政監督上の目安は200%です。

(3)極めて少ない不良債権!

  • 不良債権額=332億円(対前年度末-125億円)
  • 債権総額に占める不良債権の割合=0.87%

不良債権は「債務者区分による債権の状況」に基づくものです。

3格付… 国内外の著名格付会社より高い格付を取得 (平成14年6月1日現在)

(株)日本格付研究所

A+
(保険金支払履行の確実性は高い保険金支払能力格付)

(株)格付投資情報センター

A+
保険金支払能力は高く、部分的に優れた要素がある(保険金支払能力格付)

スタンダード&プアーズ社

A-
強い保険財務力を有する(保険財務力格付)

なお、格付は格付会社の意見であり、保険金のお支払いなどについて保証するものではありません。
また、格付は取得した時点までの情報に基づくものであり、将来的に変化する可能性があります。