
- ※本記事は2023年4月時点の情報です。
日々の暮らしの支出のなかで、大きな割合を占めるもの、食費。世界情勢や円高の影響を受け、昨年は生活必需品の値上がりラッシュでしたが、今後もまだまだ家計に向かい風が続くと予想されています。食品の値上げも相次ぐなか、「毎月の食費が増えてしまった……」なんて方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、節約レシピの達人である料理家・まいのごはん。(以下:まい)さんにご協力いただき、約120円でボリューム満点なレシピをライフフィールドマガジンのために特別にご紹介!

まいのごはん。(わかつき まい)
料理家/調理師/食生活アドバイザー
イタリアンレストランのシェフからキャリアをスタートさせ、その後、調理師として保育園で幼児食・離乳食を担当。現在は、インスタグラムでレシピを発信するほか、食品メーカーや農家のレシピ開発・撮影なども手がける。「めんどくさがり屋の高見えレシピ」をモットーに、おなじみの食材と調味料でサッと作れる、簡単で愛される節約レシピを提案。

まいのごはん。
(わかつき まい)
料理家/調理師/食生活アドバイザー
イタリアンレストランのシェフからキャリアをスタートさせ、その後、調理師として保育園で幼児食・離乳食を担当。現在は、インスタグラムでレシピを発信するほか、食品メーカーや農家のレシピ開発・撮影なども手がける。「めんどくさがり屋の高見えレシピ」をモットーに、おなじみの食材と調味料でサッと作れる、簡単で愛される節約レシピを提案。

材料 3人前

- 豚こま肉
- 200g
- しめじ
- 1株
- 小松菜
- 1/2束(100g)
- にんにく
- 1片
- オイスターソース
- 大さじ2
- 酒
- 小さじ2
- 砂糖
- 小さじ1
- 粗挽き黒胡椒
- ひとつまみ
- ごま油
- 大さじ1
※一人前の金額は取材時のものです。また、地域や時期、食材店によって金額は異なります。
の調味料は、あらかじめまとめておくと調理の手間が省けて楽ちんに!


フライパンにごま油をひき、薄切りにしたにんにくを入れて香りが出るまでいためたら一度にんにくを取り出し、豚肉を入れていためる。
火加減は中火〜弱目の中火で。豚こま肉は、鶏もも肉に変えてもOKです!


小松菜は根本を落としたら5cm程に、しめじは石づきを落として食べやすくカットし、お肉と一緒にいためる。野菜に火が通ったら、調味料、粗挽き黒胡椒、にんにくを戻し入れて全体にいため合わせる。
しめじを厚揚げに変えてボリュームアップしてもOK!小松菜は水気が残っていると味がボケやすくなるので、よく水を切ってからいためます。


お皿に盛り付け、最後に粗挽き黒胡椒を振って完成!
にんにくとオイスターソースの香りが食欲増進する一品です。あらかじめ使う調味料をあわせておいたり、食材をカットしておくことで調理時間はわずか10分。一人前約120円で、おかずにもおつまみにもなる万能メニューの完成です!
今回のレシピに使った小松菜やきのこ類は、年間を通して値段がかわりにくい食材として、食費の節約にピッタリだとか。つづいて、実践しやすい食費節約のコツをお伺いしました。
料理って作るだけじゃなくて、献立を考えたり、買い出し、片付け、食材の保管……などなど、いろいろと負担の大きい家事ですよね。忙しい毎日のなかでも実践しやすいのが、まとめ買いすることです。冷凍できたり、保存期間が長い食材を一度に買うことで、ついつい余計なものを買ってしまいがちな買い物の回数も減らせるし、一食あたりのコストを抑えることもできるんです。
お肉に関しては、月に1,2度しか買わないと決めています。いろいろなお肉を大量に買ってきては、ラップで小分けをして冷凍保存。大きなパックでお肉を買うことでグラムあたりの食材費がお手頃になりますよ。
また、あらかじめ献立を考えて買うものリストを作っておくことで、余計な食材を買わないようにする工夫で食費の節約にもなります。

まとめ買いした食材は、使いやすいように小分けにしておく
先ほどのレシピにも使いましたが、ボリュームがあって節約に手頃な食材は、常に冷蔵庫に常備しておくのがおすすめです。厚揚げとちくわは、味が染み込みやすく崩れないので、いため物や煮物と相性がバッチリ。豆腐はお味噌汁の具にはもちろん、いため物や、ひき肉と混ぜて、子どもたちが大好きなハンバーグのかさ増しに。春雨はスープのイメージしかなかったんですけど、いため物に入れるとしっかり味が染み込んで、おつまみやおかずにピッタリなんです。どれも価格が安くて料理をボリュームアップしてくれる食材なんです。
お肉は、値段がお手頃な豚こま肉と鶏むね肉がおすすめ!鶏むね肉は油が少なくヘルシーなので、栄養面でも◎。

おすすめ食材のちくわを使った、『ちくわとごぼうの甘辛いため』
まとめ買いでお得に手に入れた食材も、使いきれなかったら高く買っているのと同じなんです。一回で使いきれない食材を冷凍しておくのがおすすめです。特に、大根は冷凍することで味が染み込みやすくなるし、きのこ類は冷凍することで旨味と栄養価がアップ。食材の長持ちにもなって料理の時短にもなります。どうしても冷凍保存できない野菜は、傷みそうになってきたらドレッシングやソースにすることで、食材を無駄なく使えますよ。

きのこ類は冷凍しておくことでおいしさアップ
仕事でクタクタになったあとに料理をするのってかなりの負担ですよね。休日を利用して作り置きをしておくのがベストですが、あらかじめ野菜をいろいろな形にカットして冷凍しておくだけでも、かなり楽になりますよ。お肉も、下味をつけて冷凍しておけば、あとは焼くだけで十分なおかずに。料理の手間を省いてあげる工夫で、節約料理を続けやすくなりますよ。


冷凍する前に下味をつけているようす。肉だけじゃなく魚にも応用できるテクニックだ
捨ててしまう部分にも使い道はたくさん。カブや大根の葉っぱの部分。細かく刻んでごま油でいためて、味噌汁の具で使ったり、ごはんにかけるふりかけにするなど、ちょっとしたアレンジで食材の使い切りを目指しましょう!
- 食材はまとめ買いで、買い物の回数を減らす!
- お手頃なのにボリュームたっぷり!おすすめ万能食材を常備
- まとめてカット&冷凍。アレンジも駆使して食材を使い切る
いかがでしたか?おすすめ食材の紹介から保管のポイントなど、食費節約のテクニックを教えていただきました。そして、ライフフィールドマガジンのために特別に考案していただいた『豚肉と小松菜きのこのガーリックオイスターペッパー』は、誰でも簡単に作れてしまうので、ぜひ試してみてくださいね!
まいさんは、もともと月に10万円ほどかかっていた食費が、今では6万円ほどにダウン。年間にすると、約50万円の節約に!日々の食生活のちょっとしたコツで、大きな節約につなげることができます。節約レシピや食費節約テクニックで家計を守りつつ、資産を増やすための積み立ても並行してバランスよく行なうことが大切です。「明治安田生命 じぶんの積立」は少額からはじめられる積み立てスタートにおすすめの保険です。将来の資産を増やしたいという方はぜひ検討してみてくださいね。
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