

取材・文:関戸ナオヒロ/構成:納谷ロマン/写真:中島真美・古賀亮平
平日は日々の仕事、休日は家族サービスや付き合いなど、なかなか運動時間を確保するのは難しいもの。「ジムを契約したけど続かなかった……」なんていう人も、みなさまのなかにはいるのではないでしょうか?そこで今回は、夜のスキマ時間を利用して誰でも簡単にはじめられる「ナイトラン」をご紹介!ストレス、運動不足の解消、睡眠の質の向上などなど、さまざまな効果があるんです!
酒場を中心に街のカルチャーを発信する関西の雑誌『Meets Regional(ミーツ・リージョナル)』編集長の松尾修平さん、大人のRUNトレ塾 代表の吉野洸希さんにご協力していただき、ナイトランを体験していただきました!

まずはランニング前の準備を
しましょう!

必要な道具を揃える

ランニング用のバックパックは軽くて背中にフィットするものがおすすめ。荷物が少ない人は、ウエストポーチでもOK。コンパクトにまとめられる上着があると、気温にあわせることができて便利です。

ナイトランのポイント!
暗い時間に走るときはライトや反射材はマストアイテム。車や自転車、歩行者にも自分の存在をアピールして事故を防ぎましょう!

また、ランニングステーションを活用するのもおすすめ!ランニングステーションとは、更衣室やロッカー、シャワーなどの設備が整ったランニングの拠点にできる施設のこと。シューズやウェアをレンタルできる施設もあるので、道具を揃えるのが大変な方でも身軽にランニングが楽しめます。

走るコースを決める

走るコースを地図で確認。夜景が楽しめる場所を目的地に設定したり、少し長めの距離に挑戦してみたり。その日の気分でコースを変えることができるので、道の数だけ楽しさは広がります。

ナイトランのポイント!
夜道を走るナイトランには、歩道が広くて明るい道の選択が大切!交通量が多い道は、事故の可能性が高くて危険です。できるだけ安全に走れる道を選びましょう。
ビギナー向きのコースの組み方

走っている途中で疲れてしまったり体調が悪くなってしまったら、電車に乗って帰っても大丈夫。慣れない間は、駅から近い線路沿いを走るのがおすすめです。

しっかりと準備運動

急に走り始めるのは身体を痛める原因に。走る前にはしっかりとストレッチを行ないましょう。季節によって夜は冷えることも多いので、ウォーミングアップも入念に行ないましょう。

心も身体もリフレッシュ、
ナイトランを実践!

準備運動も終わり、走るコースを決めたら、いざ出発!ナイトランは1日動いたあとなので、朝よりも身体がよく動くというメリットがあります。また、朝方や日中に比べて紫外線の影響が少なく、日焼けを気にする必要がないのも魅力です。

普段通らない道を走っていると、自分の知らないお店との出会いが見つかるかも。ちょっと寄り道してみることで、裏道に詳しくなれたり、昼間と違った街の景色を見るのも楽しさのひとつです。

1日の予定を終えたあとなので、時間に余裕を感じながらマイペースに走れます。そのため、長い時間、距離のランニングを楽しめます。距離が物足りないときは、公園を周回するのもおすすめ。自分のペースで走る距離を調整しましょう。

先生のランニングトリビア
シンプルな計算法だと、1kmで自分の体重分のカロリー、つまり、体重が60kgの人が1km走ると、60kcalを消費したことになります。消費カロリーをモチベーションにしてランニングをしてもいいですね!

ナイトランの注意点
信号待ち

街中でランニングするときは信号につかまることも。そんなときは、その場でステップを踏むなどをして身体を動かしておくことがポイント。止まってしまうと心拍数が下がって、もう一度走り出すときに負担が大きく、呼吸が乱れてしまいます。また、冬の時期は身体の冷えを防止する効果も!

ナイトランのココに注意!
横断歩道を無理に渡ろうとすると、思わぬケガや事故の原因にもなりますので、やめましょう。
見えにくい段差

暗い時間のランニングには、街中に危険が潜みます。車道と歩道の間のちょっとした段差や、街路樹の根っこによる道の隆起など。足元に十分注意して走りましょう!

おわりに

ナイトランをすることでデスクワークや立ち仕事で凝り固まった身体もほぐれてスッキリとするんです。
また、一日の終わりに自分だけの時間を満喫できてストレスのリフレッシュにもなり、程よい疲労感で睡眠の質も向上。心身ともに充実した1日になりますよ。
いかがでしたか?ナイトランは夜のスキマ時間を活用するので自分のペースで無理なくはじめることが可能です。ぜひ、みなさんもこれを機に、ナイトランをはじめてみませんか?
プロフィール
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松尾 修平
(まつお しゅうへい)1978年兵庫県生まれ。2002年に京阪神エルマガジン社入社後、「Lmagazine(09年休刊)」編集室の音楽担当などを経て、2008年より「Meets Regional」編集室へ。同誌の副編集長を経て、2019年より編集長を務める。ゴキゲンな人と街が大好物。
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ここまで読んでくれたみなさまのなかには、「自分のペースでナイトランをはじめてみようかな」と、思った方もいるのではないでしょうか。
軽いランニングとはいえ、しっかり予防していてもケガや事故はつきものです。十分注意していたとしても、暗い夜道の段差や地面の起伏に足をとられて転倒してしまったり、足首や膝、腰の痛みなど、道中に思わぬケガが潜んでいます。楽しむはずのスポーツが、日常の足かせになってしまっては元も子もないですよね。
明治安田では、思いがけないケガに備える保険をご用意しています。ケガに特化したからこそのお手軽な保険料で、日常生活におけるケガのリスクをしっかりサポートします。安心してスポーツを続けるために、ぜひ明治安田の『ケガほけん』を検討してみてくださいね。
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