大型補強や電撃移籍にサポーターが一喜一憂したシーズンオフを越え、最高潮の期待値で開幕を迎えたＪリーグ。海外のスター選手獲得は、Ｊリーグの勢いを大いに盛り上げてくれますが、Ｊリーグの縁の下の力持ちといえば応援番組！なかでも、キャスターやマスコットガールを務める女性たちはさまざまなスタイルでＪリーグの発展に一役買ってくれています。今回はセレッソ大阪の応援リポーターとして頑張る美女に、Ｊリーグやサッカーへの思いを伺いました。
選手はもちろん
サポーターからも愛される番組の顔
2013年から関西テレビの『ゴラッソ！セレッソ』に出演するなど応援リポーターを務めている池田愛恵里さん。今年で応援リポーター歴7年目を迎え、選手のみならずサポーターからも愛される名物キャラとなった彼女だが、番組を担当するまでは、サッカーの知識は全くのゼロといっていいほどだったそう。動画サイトでのダイジェスト視聴はもちろん、関連書籍やTV放送でサッカーの知識を得るうちに、サッカー愛も強まっていきました。そんな彼女が思う、Ｊリーグやサッカーの魅力とは……？
Profile池田愛恵里さん
1990年7月29日生まれ。滋賀県出身。阪神甲子園球場でビールの売り子を経験したのち、2012年に『夕刊フジ』の公式ウェブサイト『ZAKZAK』のアイドル企画で準グランプリを受賞し、タレントデビュー。2013年にはセレッソ大阪の応援リポーターに抜擢され、応援番組『ゴラッソ！セレッソ』に出演するなど、幅広いジャンルで活動中。
知識はゼロ。
憧れだったリポーターに抜擢
「セレッソ大阪の応援リポーターに就任するまでは、Ｊリーグのことはもちろん、サッカーのルールさえ全く知らなかったんです。阪神甲子園球場でビールの売り子をしていたこともあったので、ピッチで選手にインタビューするリポーターさんはキラキラしていて憧れでした。だから、そんな存在になるためにオーディションに挑んだんです。正直知識の無い自分が受かるはずない！と、思っていたのですが、リポーターに抜擢されて。夢が叶ってめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています」
抜擢の翌日から、
猛勉強をスタート
「抜擢された次の日からは、猛勉強の日々が待っていました。まずは、担当ディレクターさんの指導のもと、ルールや選手名を覚えるところからスタートしました。そのあとは、動画サイトでひたすら試合観戦をして。海外の名プレーはもちろんですが、セレッソのハイライトも入念にチェックしました。もちろん、解説者さんのコメントや選手のインタビューもしっかりと目と頭に焼き付けて、自分がレポートするときのイメージを膨らませるようにしていました」
初めてのサッカー観戦は
サポーター席で
「セレッソ大阪の試合をはじめて観戦したのは、ゴール裏のサポーター席だったんです。サポーター席って本気の人ばかりだから怖いんじゃ？と、思われる方も多いんですが、スタジアムで一番盛り上がっている場所でもあって。応援の口上だったり、アクションだったり……。見よう見まねでやってみるだけでも、サポーターと一体になれる感覚があって、めちゃくちゃ楽しめるんですよね。まだ、スタジアムで観戦したことのない人はゴール裏のサポーター席で観戦してみてください！」
サポーターの皆さんは、
サッカーの師匠
サポーターの皆さんは、
サッカーの師匠
「サポーターさんって、言うなればサッカーの師匠なんですよ。私よりサッカー歴は長いし、クラブの歴史や細かなプレーに対する見解も的確。だから、インタビューするときは師匠に教えてもらう気持ちでお話を聞いています。知ったかぶりしても、見透かされてしまいますからね！インタビューを重ねるうちにスタジアムで『愛恵里ちゃん！頑張りや！』とか『愛恵里ちゃん！今日も頼むで！』と、声を掛けてもらえるようになって。リポーターとして、励みになっているんです」
スタジアムでサッカーの魅力を
体感してほしい
「セレッソには、柿谷選手や、今は移籍してしまいましたが南野選手をはじめイケメン選手が多く、その影響もあってかセレ女と呼ばれる女性サポーターが増えている時期もありました。そんなキッカケでファンになった方も今やサッカーの本質の魅力にも取り憑かれてしっかりチームのファンになっていたり、サッカーへの接点が増えることは、日本のサッカー界においてとても大切だと思うんです。スタジアムで観戦するとテレビと違った熱気や感動がありますし、絶対にもう一回行きたい！って思ってもらえるはず。私もそんなキッカケになれるように、頑張らないといけませんね！」
セレッソルックで
スタジアムに足を運ぼう！
セレッソルックで
スタジアムに足を運ぼう！
「ユニフォームにタオルマフラー……選手に近い格好を身にまとうと、一緒に戦っている気持ちがより高まると思うんです。私たちサポーターは目一杯応援をして、選手にはその声に応えるようなハイレベルなプレーとエキサイティングな試合を見せてもらいたい。そんなスタジアムが一体となるような試合を生で見たら、絶対にサッカーが好きになると思うんです。スタジアムに足を運んだことがない方がいたら、ぜひ一度足を運んでみてください。そして、私と一緒に全力でサッカーを楽しみましょうね！」