さまざまな刺激を受けて日々成長中! 『身近な感動こそ、豊かな人生に不可欠!!』 〜 人気アナウンサーの笑顔の裏に 〜 取材_オオサワ系 撮影_新妻盛一(Y’s C Inc.) ヘアメイク_城所とも美  スタイリスト_青柳裕美 制作_マガジンハウス

素敵な笑顔をお茶の間に届ける新井恵理那さんは、ミス青学からアナウンサーになったという華やかな経歴の持ち主。一見、順風満帆な人生だが、その裏では壁にぶち当たり、道に迷ってばかりだった。だが己を信じひたすら努力を重ねたことで、進むべき道が見えてきたという。愛らしい笑顔に隠された芯の強さこそ彼女の最大の魅力なのかもしれない。

独特の絵心は幼少期に育まれた

幼少期の新井さんは大人しい子どもだったそう。

「物作りが大好きだった祖父の影響なのかもしれませんが、何かしら作ることが大好きでした。色々なものに挑戦しましたが、気づいたら毎日絵ばかりを描いていましたね。セーラームーンが大好きだったのでアニメーションを観ながら絵を描いたり、お手紙を書く際に絵を添えて友達にあげたりとかしていました。だから最近『新・情報7daysニュースキャスター』で絵を描かせていただくようになりましたが、どこかで学んだわけではなく独学なんですよ」

Profile

新井恵理那さん

1989年12月22日生まれ。青学在学中の2009年、ミス青山学院大学グランプリに選ばれる。現在は『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などの情報番組でアナウンサーとして出演するかたわら、『世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~』(テレビ東京系)ではMCを担当するなど幅広いシーンで活躍している。
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Special Interview ERINA ARAI

些細なきっかけからアナウンサーの道へ

売れっ子アナウンサーの新井さんだが、実はアナウンサー志望ではなかった!?

「そうなんです(笑)。実はアナウンサーになりたいと思ったことは一度も無くて、アナウンサーだけでなく、ずっと自分がやりたいことや夢といったものが一切無かったんです。だから受験など進路を決めるときは毎回悩んでいました。でも大学のミスコンテストにひょんなことから出ることになって、周りの人からこういう(アナウンサーへの)道があるっていうことを提示されて、初めてそこでやってみようって思いました」

マイナスからのスタート

マイナスからのスタート

実際にやってみると苦難の連続だったそう。

「もともと人に話したり説明をすることが苦手で、どうしてこの職業に就いたのかなって思いました。その思いは未だにあります。最初は何もできずに辛かったですが、自分を信じて少しずつ克服できたりすると自分の中で成長が感じられて、それが自信に繋がって今までやってこれています。ただ自分がアナウンサーになっているのかどうか、今もわからないですね。たまにドラマでアナウンサー役をいただくときなどは『あ、私今アナウンサーっぽい』って思っちゃうくらいですから(笑)」

Special Interview ERINA ARAI

昔も今も心の支えはファンの励まし

壁にぶつかったとき、心の支えになったものがあるそう。

「ブログのコメントに救われましたね。私を応援してくれるファンのみなさんは、本当に優しい方たちばかりなんです。私を温かく見守ってくれつつ、『ここがよかったよ』とか『今日は疲れてそうだったけど大丈夫? 無理しないでね』みたいなことをたくさん書いてくれたり。そういう心のこもったメッセージが、辛いときでも前向きな気持ちにしてくれて本当に励みになりました。今でもブログのコメントを見るのが楽しみですし、元気をもらっています」

幸せを感じるのは激辛麻婆と布団の中

幸せを感じるのは激辛麻婆と布団の中

身近にある小さな幸せを感じることで、英気を養っているという。

「仕事でもプライベートでも、ちょっとしたことでポジティブな気持ちになっています。この前、ご飯を美味しく作ることができたのですが、それを食べているときに幸せを感じましたね。最近のお気に入りは四川風麻婆豆腐。かなりピリ辛に仕上がってて喉には良くないと思うんですけどすごく美味しいんです(笑)。あとは布団の中でごろごろしている休日の朝に幸せを感じたり、お仕事で上手く話が聞き出せたりとか、そういう日常のひとコマで満たされていますね」

Special Interview ERINA ARAI

輝く女性の魅力は内面から溢れ出る

周りには仕事で輝いている女性がたくさん。新井さん自身、憧れを抱いているそう。

「番組などでお会いする方たちは、その美貌もさることながら、年齢に関係なく朗らかな笑顔を見せてくれる方がたくさんいらっしゃって、同じ女性としてすごく刺激になります。芯の通った強さはもちろん、周りを受け入れる穏やかな空気といいますか、人としての温かさを感じることができるんですよね。そういう人は素敵だなって思います。やっぱり豊かな人生を送っている人は、内面から溢れ出ているんでしょうね。羨ましいですし、いつか自分もそうなりたいって思います」

オープンであり続け、多くの「感動」にふれたい!

そんな新井さんが思う、豊かな人生を送る際に不可欠なものとは。

「たくさん『感動をすること』だと思います。映画やドラマ、スポーツはもちろんですが、日常生活でも例えば旅行に行って素晴らしい景色を見たり、お仕事でも私が質問をしたことで貴重な話が聞けたり、そういう色々な『感動』の全てです。豊かな人生には、そういったことが大切だと思います。そのためには、なるべく色々なものをキャッチできるように行動的でありたいですし、何ごとに対しても変に先入観をもたず、つねにオープンでありたいなって思います」