人生で一番大切なお買い物 『新居来訪』 憧れのマイホームが出来上がるまで ~連載(1):角山夫妻邸~

ほとんどの人にとって住宅購入は人生で一番大きな買い物。お値段はもちろん、通勤時間からインテリアの好みまでその決定までの道程には小さなドラマがたくさん。絶対失敗出来ないからこそ、リアルな話に耳を傾けたい。そんな期待に応えるべく、実際の購入者に密着して物件検討~購入~受け渡しまでのプロセスをドキュメント。

自由にデザインできる
リノベに惹かれて

結婚後間もなく、マンション購入を考え始めた角山さん夫妻。当初は新築も見て回ったものの「ピカピカしすぎて私たちのイメージにあわなかったんです」と絵美さん。洋平さんは「見るのはモデルルームだけで、完成した実物を見ないで買うのもどうかなと思いました」と話す。それではとリノベーション済みの中古物件を検討するものの「自由度のなさに納得がいかなくて」。こうした過程を経て2人の意見が一致したのが、中古物件を買ってリノベーションすることだった。

物件探しで大事なのは、
誰と探すか

中古マンションにターゲットを絞った夫妻。ネットで物件を検索し、現地に見に行くうちに、一緒に行く不動産屋の存在の大きさを感じるようになったという。「物件を購入するにあたって、誰と探すかが意外と大切なんだなと思うようになりました」(絵美さん)。そこで、中古物件を購入しリノベーションすることに特化したサービスを行う会社を調べ、3社に話を聞いてみることに。「その中でいちばん好印象だったのがリビタさんでした。個別相談会で担当の飯田さんと会って、きちんと話を聞いてくれる人だと感じました」と洋平さん。

Profile 角山洋平さん・絵美さん

共通の友人主催の音楽イベントで知り合い、お互いはじめて会った時から結婚相手に出会ったというような思いで半年を過ごし、その後入籍、挙式。賃貸マンションの更新を控え、住宅購入をうっすら意識。マンションのチラシを見て「ちょっと近所だし覗いてみよう」といった流れから、妻がすっかり住宅探しにはまり、スロースタートで夫も興味が追いつき、今や興味はマンション事情や都市開発、街づくりへと広がっている。人生の見方さえ変えた住宅購入。

Profile 飯田勇人さん

株式会社リビタのリノベーションフルサポートサービス事業部(リノサポ)所属。コンサルタントとして、お客様1組1組に対して、物件探しから資金計画、設計者・施工会社選び、引き渡しまで、中古リノベーションをワンストップでトータルにサポート。大学院デザイン工学部建築学科出身で、建築や設計についての知識も豊富。

物件探しで大事なのは、
誰と探すか

中古マンションにターゲットを絞った夫妻。ネットで物件を検索し、現地に見に行くうちに、一緒に行く不動産屋の存在の大きさを感じるようになったという。「物件を購入するにあたって、誰と探すかが意外と大切なんだなと思うようになりました」(絵美さん)。そこで、中古物件を購入しリノベーションすることに特化したサービスを行う会社を調べ、3社に話を聞いてみることに。「その中でいちばん好印象だったのがリビタさんでした。個別相談会で担当の飯田さんと会って、きちんと話を聞いてくれる人だと感じました」と洋平さん。

物件購入からリノベまでを
ワンストップで

リビタの特徴は、物件探しから資金計画、設計者・施工会社選び、引き渡しまでをワンストップでサポートしてくれること。リノベーション込みで予算をたてて適した物件を紹介したり、銀行との提携によるスムーズなローン審査など、経験豊富な同社ならではのメリットも多い。角山夫妻を担当したコンサルタントの飯田さんは「弊社の強みは設計や施工をパートナー企業に外注していること。プロに依頼する安心感と選択肢の広さが、お客様にも好評です」と話す。

リビタのオフィス

JR恵比寿駅から徒歩6分。打ち合わせやイベントを開催するスペースも。現在、社員によるオフィスリノベーションを実施中。

中古マンション探しは
タイミングが重要

こうして、角山夫妻と飯田さんの物件探しがスタート。予算、間取り、エリアなどの面で飯田さんが夫妻の希望に合う物件の内見許可をとり、同行する。内見を重ねる中で夫妻が知ったのがタイミングの重要性だった。「中古マンションは1点モノ。迷っているうちに他の人に先を越されてしまった時はショックでした。この経験から、決断するタイミングの重要性を知りました」(洋平さん)

新居来訪

5カ月で25軒を内見する

内見を始めたのは7月だったが、なかなか思い通りの物件に出会えず、良いなと思うと決定のタイミングを逃したりと、角山さん夫妻の内見は5カ月で25軒にのぼった。洋平さんは「見るうちに目が肥えてくるので、ますます決めるのが難しくなってくるんです。僕も内見すればするほど中古マンションに興味をもつようになって、リビタのライブラリーで本を借りて読んだり、勉強するようになりました」と振り返る。

希望をまとめたノート

好みのインテリアの写真をスクラップしたり、「こんな家にしたい」というイメージをノートにまとめた。

決断するためには
優先順位を決めること

内見を重ねるうちに、希望エリアも変わってきたという夫妻。「当初はそれまで住んでいた梶が谷周辺を探し、その後、江東区や江戸川区も候補とするなど迷いました。物件も大事だけれどエリアも大事だとわかってきたので、ますます悩んでしまって」(洋平さん)。そんな夫妻の様子を見た飯田さんは、優先順位を決めることを提案。「中古マンションの場合、理想を100%満たす物件はまずありません。複数の条件の中で何を決め手とするかを考えておくといいですよとアドバイスしました」

夫婦の希望を見える形で共有する

商談が始まる初期段階でリビタが用意する質問表は、物件選びを進めるうえで夫妻の理想を共有する一助となった。

運命の物件との出会い

飯田さんのアドバイスを受け、条件を改めて見つめ直した夫妻。「譲れない条件は、眺望の良さ、55平米以上、新耐震基準をクリアしていること、駅から徒歩圏、毎月のローン12万円以内、といったところでした」。こうして条件を整理したタイミングで内見したのが、生田にある築15年のマンション。「条件をクリアしていた上に、76平米と広さも十分。駅から坂を登るのですが、その分眺望が良いのも魅力でした」(洋平さん)。絵美さんも「生田駅に初めて降りたときから、印象が良かったのも決め手になりました」。ついに夫妻は納得できる物件に出会うことができた。

新居来訪

リノベーションに向けて
新たなスタート

物件が決まれば、あとは飯田さんのサポートのもと、トントン拍子に契約に至ったという。「内見時にレコードがいっぱい並んでいるのを見て、売主さんも音楽好きなんだなと親近感を抱いていました。契約時に売主のご夫妻にお目にかかったのですがとても気が合って、レコードをいただいたんです」と笑う夫妻。飯田さんも「物件が決まるまでに時間はかかりましたが、じっくりと見ていただき、満足いく物件と出会えてよかったです」と話す。リノベーションに向けての設計や工事といった新たな段階については、次回でレポートする。