- 開催日時
- 平成21年7月2日(木曜日) 午前10時00分
- 開催場所
- 東京都港区芝公園4丁目8番1号
ザ・プリンス パークタワー東京
地下2階 コンベンションホール - 議 長
- 取締役代表執行役社長 松尾 憲治
- 総代総数
- 218名(定数222名)
- 出席総代数
- 217名(うち委任状による出席20名)
会議の目的事項
- ア.報告事項
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- 1.平成20年度事業報告、貸借対照表、損益計算書および基金等変動計算書報告の件
- 2.相互会社制度運営に関する報告の件
- イ.決議事項
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- 第1号議案 平成20年度剰余金処分案承認の件
- 第2号議案 評議員承認の件
- 第3号議案 取締役11名選任の件
- 第4号議案 退任取締役および退任監査役に対する退職慰労金支給の件
議事の経過の要領およびその結果
執行役社長 松尾憲治が定款第23条の規定に基づき議長を務める旨述べ、開会を宣した後、本日現在における総代総数は218名、出席総代数は委任状による出席(20名)を含めて217名であり、本総代会は適法に成立することを報告した。
続いて、議長から、監査委員会に監査報告を求め、監査委員長 松﨑昭雄から、監査委員会において審議のうえ全員一致の決議をもって監査報告書を作成しており、平成20年度の監査の結果については、本年5月26日付監査報告書謄本のとおりである旨の監査報告があり、監査委員会として、支払管理態勢の整備・強化等に向けた取り組み状況について注視していく旨報告があった。
ア.報告事項
1. 平成20年度事業報告、貸借対照表、損益計算書および基金等変動計算書報告の件
議長から、平成20年度の経営環境と当社の状況については、年度後半にかけて世界的な金融危機と景気後退が進み、資産運用環境が悪化したことから、多額の資産運用費用を計上し、危険準備金と価格変動準備金の一部取り崩し等を実施したが、当年度末のソルベンシー・マージン比率は1,000%を超えるなど、引き続き高い健全性を維持している旨報告を行なった。
続いて、議長から、昨年7月3日に保険金等の支払もれ等に関し金融庁から業務改善命令を受領し、8月1日に業務改善計画を提出したが、今後は経営管理態勢および内部監査態勢をさらに強化し、保険金等の支払もれ等に対する再発防止策の実効性を検証し、継続的に見直し・高度化を図っていく旨の説明を行なった。
次に、議長から、「明治安田チャレンジプログラム」の実施状況について報告を行なった。
続いて、平成20年度の決算の概要について、映像を用いた説明があった。
2.相互会社制度運営に関する報告の件
議長から、総代の定数および総代の選出方法等、評議員会の開催状況、「お客さま懇談会」の開催状況等について報告を行なった。
次に、平成20年度の「お客さま懇談会」にご出席された総代2名から、以下の意見が述べられた。
- お客さま懇談会では、顧客の視点で出席者と会社側との活発な意見交換があった。
- お客さま懇談会では、出席者から活発な質問・意見等があり、顧客の意見を伝える良い機会である。
その後、本総代会に先立ち総代から、あらかじめ書面により申し出のあった以下の質問につき、担当の役員から回答を行なった。
- 経常収益が対前年比で増加しているが、今後の見通しはどうなのか。
- 株価が大きく変動しているが、どのようなリスク対策を講じているのか。
- 今後の有価証券売却損の影響はどの程度なのか。
- 保有する有価証券15兆490億円のうち「売買目的有価証券」と「満期保有目的の有価証券」の割合はどうなのか。
- 契約者配当の無配や減配を発表している生命保険会社もあるが、明治安田生命では配当を据置きとした要因を教えてほしい。
- 生命保険事業の企業価値を評価する指標「エンベディッド・バリュー」について、平成20年度は前年度と比べてどうなのか。
- 大手他社の株式会社化について、率直な感想を聞きたい。
- 多様な人材、意見を経営に活かす観点から、女性職員の活用状況、また、社外取締役1名のほかに経営幹部への女性の登用状況を教えてほしい。
- 個人営業改革の成果を伺いたい。
- 「安心サービス活動制度」を導入したことにより、MYライフプランアドバイザー(営業職員、以下アドバイザーと記載)の育成状況や新契約取扱者数の面で改善は図られたのか。
- アフターサービスとしての顧客訪問実施状況を伺いたい。
- 保険料の払込満了など、契約内容が大きく変わる時期においては、担当アドバイザーによる説明が必要と考えるが、明治安田生命ではどう対応しているのか。
- 少子高齢化が進行するなか、販売チャネルを多様化することにより、どういう顧客層に重点を置いていくのか。
- 次世代を担う層に対する営業、商品のプロモーション戦略等について伺いたい。
- 契約締結前でも、お客さまが約款の内容を検討することができる態勢は整えられているのか。
- 地球環境保護とお客さま利便性向上の観点から、約款を「冊子」でなく、ホームページ上で閲覧する「Web約款」にしてはどうか。
- 若者の保険離れや晩婚化の傾向など、20代から30代の保険加入率が低下していることへの対応として、明治安田生命の「フェイス・トゥ・フェイス」による営業を活かして、お客さま同士の「出会いの場」を提供するような取組みを考えてみてはどうか。
- 社会貢献活動として、全国の新入学児童を対象に「黄色いワッペン」を贈呈しているが、これに付保されている保険の給付例を教えてほしい。
- 子会社の明治安田損害保険について、平成20年度の業績、グループ内での位置付けと今後の方向性はどうか。
その後、議長より、他に議案に直接関係のない意見として、次のとおり報告があった。
- 安心サービス活動を一過性の活動とせず、永続的に取り組んでいただきたい。
- ホームページは非常に見やすく、年代やライフスタイル別の商品提案や公的年金受給額の試算ができ、人生設計において参考になる。
- 支社の顧客サポート態勢がよい。
- 担当のアドバイザーが親切で助かっている。
- 地域貢献活動は今後も継続されたい。
- 今後も視聴者の大きな関心を引くテレビコマーシャルを望む。
- 高齢者向けの新商品「元気のミカタ」はニーズにあった良い商品である。
- 商品内容がシンプルでわかりやすいことが大事である。
- マイハピネスフォトコンテスト「あなたがいるしあわせ」、CM「時をこえて」は今後も続けてほしい。
- 準備金取崩し額も少なく、実質純資産額も他社と比べ見劣りしていないことは評価する。
- この不況期を打開するために努力されたい。
- この不況時に2年連続で増収となったのは「明治安田チャレンジプログラム」の成果と考える。
- 新商品「明日のミカタ」は本当に安心といえる商品である。
続いて、議長から出席総代に対し質問、意見等がないか問うたところ、以下の質問および意見等があり、担当の役員から回答を行なった。
- ソルベンシー・マージン比率と内部留保の具体的な数値目標があるか。
- 「明日のミカタ」の商品概要と販売状況を教えてほしい。
- 個人保険の契約者を増やすための戦略を伺いたい。
- 新型インフルエンザに対する保険金支払部門等の業務継続計画(BCP)について伺いたい。
その後、議長から出席総代に対し質問、意見等がないか問うたところ、他に質問はなかった。
イ.決議事項
第1号議案 平成20年度剰余金処分案承認の件
議長から、平成20年度剰余金処分案の内容について承認願いたい旨、説明があった後、本総代会に先立ち、総代からあらかじめ書面により申し出のあった以下の質問につき、担当の役員から回答を行なった。
続いて、議長から出席総代に対し質問、意見等がないか問うたところ、他に質問はなかった。
その後議長が、本議案について賛成の者に挙手を求めたところ、満場異議なく、本議案は原案どおり承認可決された。
第2号議案 評議員承認の件
議長から、本総代会の終結をもって評議員全員が任期満了となることに伴い、定款第26条、第27条、同附則第2条第1項の規定により、会社が推薦する評議員候補者 上村達男、江尻 隆、大谷孝一、小川 是、小田原満知子、落合誠一、北中 誠、北村敬子、木下博生、庄山悦彦、関谷哲夫、武富 將、西川 章、西川 聰、平島 治、福澤 武、宮島 司、宗国旨英、安岡 彰、吉田良子の20氏について承認願いたい旨説明を行なった。
続いて、議長から出席総代に対し、質問、意見がないか問うたところ、質問はなかった。
その後議長が、本議案について賛成の者に挙手を求めたところ、満場異議なく、本議案は原案どおり承認可決された。
第3号議案 取締役11名選任の件
議長から、取締役 関口憲一、松尾憲治、福田恭一、髙松泰治、小林 修、茂木友三郎、北尾哲郎、松﨑昭雄、有冨慶二、堀内三郎、田島優子の11氏が本総代会終結の時をもって任期満了となるため、指名委員会の決議に基づき、関口憲一、松尾憲治、福田恭一、髙松泰治、小林 修、茂木友三郎、北尾哲郎、松﨑昭雄、有冨慶二、堀内三郎、田島優子の11氏を選任願いたい旨述べ、また、取締役候補者のうち茂木友三郎、北尾哲郎、松﨑昭雄、有冨慶二、堀内三郎、田島優子の6氏は社外取締役の候補者である旨説明を行なった。
続いて、議長から出席総代に対し、質問、意見がないか問うたところ、質問はなかった。
その後議長が、本議案について賛成の者に挙手を求めたところ、満場異議なく、本議案は原案どおり承認可決された。
なお、選任された各氏は総代会での承認を前提に、それぞれ就任を承諾している。
第4号議案 退任取締役および退任監査役に対する退職慰労金支給の件
議長から、退任取締役および退任監査役に対する退職慰労金支給の件について、当社は保険金等の不適切な不払い等により、お客さまや社会の信頼を損ね、2度の行政処分を受けたことにより、平成17年11月に取締役等11名が辞任したが、これまで不適切な不払いの保険金等支払いや支払管理態勢の整備に取り組んできたことから、辞任した取締役等への退職慰労金については総代会に付議していなかった旨、しかしながら、今般不適切な不払いおよび支払いもれ・請求案内等について、居所不明等を除き支払いが完了し、支払管理態勢についても整備が進んだものと判断したことから、辞任した取締役11名に対する退職慰労金について、平成18年7月に退任した監査役5名の退職慰労金とあわせて、本総代会へ付議することとした旨、具体的には、議案書記載の退任取締役11名、および退任監査役5名の退職慰労金支給について報酬委員会に一任願いたい旨、それぞれ説明があった。さらに議長から報酬委員会では各退任役員の責任度合いに応じ所定の基準額から削減する予定であり、金子氏については本総代会で決議された場合には一部返上の申し出を受けているほか、他の元取締役からも昨年の支払いもれ・請求案内に関する業務改善命令に関連し一部返上の申し出を受けている旨補足説明があった。
続いて議長から、本総代会に先立ち、総代からあらかじめ書面により申し出のあった以下の質問につき、議長より回答を行なった。
- 平成17年から18年に退任した取締役および監査役の退職慰労金を、今になって、本総代会に議案として提案した理由を説明してほしい。(同趣旨の質問が別に1件あり)
- 準備金を取り崩す状況のなかで、退職慰労金を支給する理由はなにか、また、退職慰労金の具体的金額・支給時期・支給方法等の決定を報酬委員会に一任することに法的問題はないのか、報酬委員長から説明願いたい。
- 退職慰労金を支給することに異議はないが、支給総額については報告してほしい。
- 不適切な不払い等であった保険金等を支払うことは、保険会社として当然であり、支払いが完了したことと退職慰労金支給を総代会に付議することは関係ない。前社長の金子氏は保険金不払いに対する責任を負うべきであり、社会常識からも退職慰労金を支払う必要はない。金子氏に支払うことは、契約者、現経営陣、職員が力をあわせて会社の再生に取り組んできた努力を帳消しにするおそれがある。その他の退任済役員については退職慰労金のうち、功労金部分はカットし、報酬の後払い部分は支払うべきである。
続いて、議長から出席総代に対し、質問、意見がないか問うたところ、質問はなかった。
その後議長が、本議案について賛成の者に挙手を求めたところ、賛成過半数で、本議案は原案どおり承認可決された。なお、反対の者は6名であった。
その後、議案外として、平成17年3月に辞任した元取締役平田 滋および上山一知の2氏について、平成17年7月の第58回定時総代会で退職慰労金の支給決議後、これを暫時保留としていたが、他の取締役と同様、報酬委員会で一定の削減等を行なったうえで支給する予定である旨、議長より報告があった。
閉会にあたり、議長から、平成21年度は、個人営業改革をさらに前進させ、お客さま満足度のさらなる向上を通じ、安定的な成長をいっそう確かなものとするとともに、金融環境の変化に耐えうる財務健全性の維持・強化の実現をめざし、全役員、全従業員が一丸となって取り組んでいく旨述べた。
以上をもって、すべての議事を終了したので、議長は午前11時46分閉会を宣した。
以上