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2001年刊行「関西祭り百景」

祭りと関西人気質

関西には地域ごとに個性的な祭りがある。 祭りを通して見た関西人気質、あるいは関西人のアイデンティティを浮き彫りにしてみた。

関西人の柔軟性。おもろいことが好きやねん

"寛容で柔軟な関西人は、いずれの祭りにも溶け込める気質をもっていると思います。もっとも、中途半端なものに対して容赦ないところもあり、燃えるならとことん、豪華にやるなら徹底的に、伝統重視ならこれをキッチリと、といったところでしょうか"(中川幾郎帝塚山大教授)

"関西人は「おもろいこと」が何よりも好き。祭りもおもしろいのが第一です。阪神タイガース優勝の時も、それをお祭りにして楽しんだのが関西人"(坂本信幸奈良女子大教授)

大阪人の風雅、粋

大阪食いだおれ、パワフルな街

"十日戎など、やはり商売人の町ならではの祭りですね。でも、天神さんの船のお渡りなどは、吉本風のコテコテというイメージ以外の上品な関西人の風雅があるのではないでしょうか"(寺井尚之氏・ジャズピアニスト)

京都着だおれ、粋な街

京都人のエネルギー

"今は鉾町にも企業の進出が著しく、個人商店も激減して、祭礼の担い手が消えていこうとしている。しかし、これまで祭りを支えてきた人々の中には、室町時代以来の町衆の祭礼を守り続けてきたエネルギーが生きているように思う。祭りの担い手は、権力ではなく民衆のエネルギーであることを強く感じる"(田辺昭三神戸山手大教授)

神戸人のオシャレな雰囲気

神戸はきだおれ、ファッションの街

"阪神淡路大震災でダメージを受けた神戸の復興を祈っていろいろな企画が行なわれてきた。12月の「ルミナリエ」は、その鎮魂をこめて開催された光のページェントだ。ファッション都市神戸にとてもマッチしたおしゃれな雰囲気で、進取性をリードしている"(橘喬子夙川学院短大助教授)

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