読み方について

表記について

男の子は『ハルト』ちゃんが15年連続、女の子は『エマ』ちゃんが2年連続トップ!

子供の名前(読み方)ベスト10のポイント

男の子の読み方は、『ハルト』ちゃんが15連覇となりました。表記は多い順に、『陽翔』ちゃん、『陽斗』ちゃん、『晴翔』ちゃんと、全56種類ありました。

また、上位4つ、ベスト50まで見ると「ト」で終わる名前が16こありました。名前は呼ばれたり呼んだりと、耳で聞く機会が多いことから、名付けにおいても音の響きが重要とされています。そうしたなか、かっこいい響きのある「ト」と、やわらかい響きの読み方を組み合わせる名前が、近年人気であると言えます。

女の子の読み方は、昨年初トップとなった『エマ』ちゃんが、引き続きトップとなりました。表記は多い順に、『咲茉』ちゃん、『愛茉』ちゃん、『依茉』ちゃんと、全40種類ありました。「ハリー・ポッター」など数々の映画・ドラマで知られる女優の「エマ・ワトソン」さんをはじめ、多くの外国人の名前にもなっており、外国でも馴染みやすい響きで、グローバルな雰囲気を感じさせます。

(参考)ベスト50にランクインした「ト」で終わる名前(男の子)

女の子で、外国でもなじみやすい“グローバルネーム”の人気が上昇中!

特に女の子の読み方では、外国でもなじみやすい響きで、国際的な雰囲気を感じさせる“グローバルネーム”の人気がじわりと広がっています。外国の方でも呼びやすいことから、外国語でのコミュニケーションがスムーズになる可能性も感じます。女性の社会進出やグローバル化の波が、名付けにも広がっているのかもしれません。また、世界で活躍してほしい、という願いも感じられます。

ベスト50にランクインした名前で見てみると、世界で活躍する外国人の名前にもなっている『エマ』ちゃん(1位)[「エマ・ワトソン」さん等]、『サナ』ちゃん(4位)・『ユナ』ちゃん(25位)[韓国のアイドルグループの「サナ」さん、「ユナ」さん等]、『サラ』ちゃん(25位)[「サラ・ジェシカ・パーカー」さん等]などがランクインしています。

また、外国語の読み方でもある『サナ』ちゃん(4位)[イタリア語で“健康な女性”等]、『メイ』ちゃん(5位)[英語で“5月”等]、『リオ』ちゃん(7位)[ブラジルの地名等]、『ルナ』ちゃん(34位)[ラテン語で“月”等]、『リノ』ちゃん(43位)[ハワイ語で“輝く”等]など、多くの“グローバルネーム”がランクインしています。

男女ともに、“ジェンダーレスネーム”の人気が上昇中!

ダイバーシティの広がりを背景に、性別や固定概念に捉われない自由な発想や行動が尊重されるなか、名付けにおいても、“ジェンダーレスネーム”の人気が加速しています。

ベスト50にランクインした読み方を見てみると、今年は昨年以上に“ジェンダーレスネーム”が多くランクインしていました。今後も、男女偏りのない“ジェンダーレスネーム”が増えていくのかもしれません。

ベスト50にランクインした“ジェンダーレスネーム”

※主な表記は、人数が多い順に上位3つ、かつ、3人以上を掲載

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