2013年刊行「探検!発見!関西の近代化遺産」

ふるさと関西を考えるキャンペーン38年 探検!発見!関西の近代化遺産

明治以降、我が国は、富国強兵・殖産興業の御旗のもと欧米列強に追いつけ追い越せと、産業面・文化面において、急速に「近代化」に向かって邁進していきましたが、その過程で、関西にも「琵琶湖疏水」「大阪市中央公会堂」「大阪府立中之島図書館」「毛馬閘門」「神戸税関」「旧甲子園ホテル」など、たくさんの建造物や施設が造られました。その後、戦争や開発の荒波をくぐり抜けたこれらの建造物が、現在「近代化遺産」として各地に数多く残っています。そのなかには、いまだ現役で使用されているものや観光資源として有名なものもありますが、身近にあってもその価値があまり知られていないものも数多く眠っています。
今年の「関西を考える会」では、このように歴史的に価値の高い関西の「近代化遺産」216件について、建物としての建築学的・美術的な価値はもちろんのこと、建築の背景、設計者の意図、利用者の想い出など、それに携わった人々の興味深いドラマを絡めて、関西中心にご活躍中の94名の学識者(地方公共団体等を含む)のみなさまから、その魅力をたっぷりと紹介いただき、保存や利活用問題など今後のあり方にも触れてみました。ここでは冊子の内容を抜粋してご紹介します。

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