2012年刊行「関西うまいもんばなし」

ふるさと関西を考えるキャンペーン37年 関西うまいもんばなし

関西には「薄味料理」に代表される伝統的な食文化が形成されていますが、その様相は関西各地で異なります。ホンモロコ、ビワマスなど50種以上の固有種が生息する琵琶湖の湖魚を活かした伝統食が有名な滋賀県。京野菜を活かした懐石料理が有名で「川床」など伝統文化も継承されている京都府。安くてうまい「食い倒れの町」で、食材の種類が多様で豊富な「天下の台所」大阪府。関西最大の面積を持つ県土に多彩な海と山の食があり、海外食文化も流れ込んだ兵庫県。「茶がゆ」など歴史のある郷土料理が残り、地味だがどこか懐かしい感じがする「まほろばの国」奈良県。黒潮のめぐみである海の素材を活かした料理が特徴で、豊かな果実類が実る「木の国」和歌山県。このように関西各地には、地域の歴史・特性を活かした魅力ある「うまいもん」が多数存在しています。
また、うどんの出汁の色の違いなど関東との相違点や即席めんなど関西発祥のものなど「食」には興味深いことがたくさんあります。さらに、現在、グルメブーム(B級グルメ、ミシュラン)や健康食など食がもてはやされる一方、食料問題や食の安全など「食」に関する課題も提起されています。
今年の「関西を考える会」では、このような魅力たっぷりの関西各地の「うまいもん」など「食」について、関西中心にご活躍中の124 名の学識者(地方公共団体等を含む)のみなさまからコメントを頂戴し、冊子にとりまとめました。ここでは冊子の内容を抜粋してご紹介します。

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