トップメッセージ

改めて知る「絆」の重み
3月11日の東日本大震災は、これまでに経験したことのないほどの大きな被害をもたらしました。謹んで、震災により亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともにご冥福をお祈り申しあげます。また、被災されたすべてのみなさまに心よりお見舞い申しあげます。
さて、大震災から約9ヵ月が経ち、日本経済は、懸念された夏の電力不足を乗り切り、政府の震災対策も着実に実施されているものの、一方で、海外景気の減速等に伴い、先行き不透明な状況がしばらくは続くものと想定されます。また、経済情勢だけでなく、人々の意識のなかにおいても、将来に対する不透明感は高まっているのではないかと思われます。
そうしたなか、今回の震災を契機として、いま一度見直されているのが絆の重要性ではないでしょうか。絆には、親子関係や地域など血縁、地縁的なものだけでなく、広く組織、社会とのつながりや、知人・友人関係、価値観を共にする人々のつながりなども含まれます。多様化する価値観のもと、とかく「個」が優先されがちな現代社会にあって、「絆」は、頼りになる社会の安全装置とも言えます。
当社では、お客さま・社会との対話を重ねながら、日常より絆を深め、広げることを心がけてまいりました。それが、家族への思いを基本に、相互扶助の精神から生まれた生命保険の基本的考え方に通じるものであると考えるからです。
大震災の被災地では、当社のMYライフプランアドバイザー(営業職員)がお客さまお一人おひとりの安否を確認するため、直接訪問や電話をさせていただきました。こうした活動のなかで、私たちは、厳しい状況のときほどお客さまとの間に築いた絆が活きることを実感いたしました。本報告書「特集1」では、そうした被災地におけるアドバイザーの活動をご報告しております。
お客さまをはじめとするステークホルダーのみなさまとの絆を深め、その絆をさらに広げることは、お客さまと直接接するアドバイザーだけではなく、全役員・従業員にとって最も重要なことです。これが「お客さまを大切にする会社」としての当社の原点であり、CSRであると私たちは考えています。当社は、今後も引き続きCSR経営に積極的に取り組んでまいります。本報告書をご一読のうえ、忌憚のないご意見をいただければ幸甚に存じます。
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確かな安心をお届けするために
東日本大震災で被災されたお客さま、また被災された地域のみなさまに心よりお見舞い申しあげます。
当社では、震災発生直後から、被災されたお客さまの安否確認を進め、1日も早く保険金・給付金をお支払いし、お客さまの生活再建の一助となるよう、全社一丸となって取り組んでまいりました。
お客さまの安否については、対象のご契約ほぼすべての確認を完了し、順次保険金・給付金のお支払い手続きをしていますが、すべてのお客さまへのお支払い終了まで、生命保険会社としての責任を全うしてまいります。また、被災地の復興についても、引き続きできる限りの支援をしてまいります。
2010年度は、2008年度にスタートした「明治安田チャレンジプログラム」の最終年度でしたが、お客さま訪問活動の標準化などを通じてアフターサービスの充実と質の高いコンサルティングの提供を推進し、お客さまとの絆を深めることができました。このたびの震災対応では、これまでに築いてきた絆の存在が、全社を挙げての迅速な安否確認活動に大きな役割を果たしたものと考えています。
2011年度からは、新たな3ヵ年計画「明治安田新発展プログラム」に取り組んでおります。これは、「コンプライアンスの徹底を含めたCSR経営の推進」と「お客さま満足度向上の徹底追求」を基本に、当社の経営理念である「お客さまを大切にする会社」の実現に向け、さまざまな取組みを推進するものです。
東日本大震災という未曽有の困難に直面し、私たちは改めて、平素からのお客さまとの絆の重要性、そして企業の社会的責任(CSR)の真価が問われていることを痛感しています。当社のCSR経営、お客さま満足度向上に向けた取組みは今後も変わることなく続きます。この「CSR報告書2011」では、そうした取組みをご報告しています。お客さまにいつまでも変わらぬ安心をお届けするため、役員・従業員一同、誠心誠意さまざまな努力を続けてまいります。みなさまには、小誌をご高覧いただき、当社の取組みに対する忌憚のないご意見を賜りますようお願い申しあげます。
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