環境問題への取組み
環境問題、とくに地球温暖化対策への取組みは、企業の社会的責任と捉え、環境に与える負荷をできる限り小さくするとともに、社内の環境意識向上に取り組んでいます。お客さまとともに安心して豊かに暮らせる「社会」や「環境」を育み、守っていけるよう積極的に環境保全に取り組んでいきます。
全社的な省エネルギー対策の推進
本社ビル(丸の内 MY PLAZA、東陽町ビル、事務センタービル)では、温室効果ガス排出量(CO2)の中期的な目標をそれぞれ定め、各種省エネルギー設備の導入やその効果的な運用に取り組んでいます。
さらに全国的には、営業用(自社使用)ビルに加え、投資用ビルを多く所有していることから、順次、空調等の設備改修をすすめるとともに、エネルギー機器に関する全社的な推進事項の徹底、テナントの協力を得ての設備運用面の対策等を通じ、総エネルギー使用量の管理とその効率化に努めています。
| 2009年度 | 2010年度 | |
|---|---|---|
| エネルギー使用量(原油換算kl) | 86,860 | 80,665 |
| 電力使用量(万kWh) | 30,451 | 28,846 |
| CO2排出量(t-CO2) | 159,964 | 140,623 |
※「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(省エネルギー法)に基づき算出(営業用、投資用、営業・投資兼用ビルの総エネルギー使用量)
本社ビルの温室効果ガス(CO2)総排出量の推移

※東京都環境確保条例「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」に基づき算出
VOICE

不動産部
不動産業務グループ
グループマネジャー
高澤 範治
オフィスビルの運営面からも環境負荷の低減に努めています
改正省エネ法や東京都の環境確保条例が施行され、企業はこれまで以上に省エネ推進に取り組むことが求められています。当社においても、現在、保有するオフィスビルについて、大規模リニューアルを契機とした省エネ設備の導入のみならず、運営面からもCO2排出量の削減に取り組んでいます。
例えば、丸の内 MY PLAZA(明治安田生命ビル・明治生命館)では、高効率の氷蓄熱システムや水の再利用などの設備面だけではなく、運営面においても夏期の空調設定温度を高めに設定したり、ご入居いただいているテナントさまと一体となってCO2削減会議を開催するなど環境負荷の低減に努めています。こうした取組みの結果、丸の内 MY PLAZAについては、東京都より「トップレベル事業所」に認定されるとともに、「東京の低炭素ビルTOP30」にも選ばれるに至っています。
環境に配慮したオフィスビルの取組み
全国にある当社所有のビル11棟の屋上、計4,322平方メートルを緑化しています。屋上緑化は、ヒートアイランド現象を緩和するとともに、断熱効果によってビルの空調に使うエネルギーを減らすことができます。
TOPIC
「丸の内 MY PLAZA」が東京都より「トップレベル事業所」に認定
−東京都環境確保条例「優良特定地球温暖化対策事業所」として−
当社本社ビル「丸の内 MY PLAZA」(明治安田生命ビル・明治生命館)が、2011年5月、東京都環境確保条例の「優良特定地球温暖化対策事業所」の「トップレベル事業所」(地球温暖化対策の推進の程度が特に優れた事業所)に認定されました。
丸の内 MY PLAZAは、オフィスと商業施設の複合用途ビルで、今回の認定は、エネルギー効率の高い設備の導入だけでなく、運営管理やテナントと一体となったCO2削減体制の構築などの取組みが評価されたものです。
丸の内 MY PLAZA外観
※優良特定地球温暖化対策事業所について
「優良特定地球温暖化対策事業所」の認定においては、東京都が都内の大規模事業所に対して、CO2排出量削減のための推進体制から省エネ設備の導入状況に係る228項目におよぶ調査項目について審査を行ないます。トップレベルとして認定を受けた事業所については、CO2排出量の削減義務率が8%から4%に緩和されます。
水の再利用
当社は、環境保全の観点から水を再利用しています。2010年度は丸の内 MY PLAZAと東陽町ビルで、上水の32.6%を再利用しました。
社用車へのエコカーの導入
当社では、社用車を順次、低燃費車(2010年度燃費基準達成車)に切り替えています。2011年度は社用車をさらに効率化するとともに電気自動車への一部入れ替えを行ない、低燃費車および電気自動車の合計は56台と車両総数の56%を占めています。
低燃費車および電気自動車の導入率
※2011年度は10月現在
廃棄物の分別・リサイクル
当社では、本社がある明治安田生命ビルの各階に専用リサイクルボックスを設置するなど、廃棄物の分別回収やリサイクルに積極的に取り組んでおり、2010年度のリサイクル率は88.6%です。
リサイクルボックス
OA用紙使用量の削減
本社では、社内横断的な文書共有と情報交換のための「電子文書管理システム(e-ファイリング)」、ならびに会議時のプロジェクター使用によるペーパーレス化の推進、両面コピーや縮小印刷の徹底などの取組みを行なっています。また、各所属のコピー用紙削減遂行状況を適宜ニュース化し、イントラネットで開示することにより、意識の向上と取組みの促進を図っています。
コピー用紙使用枚数(本社)

コピー用紙の再生紙利用率(本社)

印刷物の環境配慮対応
お客さま向け各種資料・報告書など各種印刷物では、省資源の観点から紙の原材料に配慮し、さらにインク、製版など、印刷工程についても環境に配慮した取組みを行なっています。例えば、「CSR報告書2011ダイジェスト」では、環境に配慮したFSC(森林管理協議会)認証の用紙を使用し、また、製版フィルムを使用せず有害な廃液の出ない水なし印刷方式により、生分解性に優れた植物油インキを使用して印刷しています。
また、紙資源の使用削減による省資源化推進を目的のひとつとして、2011年10月に、当社の主力生命保険商品「ライフアカウント L.A.」の約款部分のCD-ROM化を実施し、紙使用量で約166t削減しました。
※削減量は、約款改訂時の制作にかかる紙使用量をもとに試算

ご契約のしおり 定款・約款
ライフアカウント L.A.
CD-ROM
環境配慮型事務用品の購入
本社、支社および営業所等で使用する事務用品については、エコマーク商品、グリーンマーク商品、グリーン購入法適合商品などの環境配慮型商品を優先的に購入できるシステムを構築しており、2010年度の環境配慮型商品購入率は、金額ベースで84.4%となっています。また、本社コピー用紙・プリンタートナーでは、100%グリーン購入法適合商品を購入しています。
今後も同システムの活用等を通じて、全社を挙げて、事務用品での環境配慮型商品の購入を進めていきます。
環境に対する意識の向上
環境負荷軽減、地球温暖化防止のためには、企業としての取組みだけでなく、従業員個々の意識向上も重要と考え、6月の「環境月間」に合わせ、2006年度より、地球温暖化の現状や法令の動向、節電など省エネの事例に関するニュースの発行、社内報への掲載などを実施しています。
また、電力使用量が増加しがちな夏季に備え、全社的な推進事項を定めて通知し、従業員の環境に対する認識を深め、環境全般に関する意識向上に努めています。2010年度は「液晶温度計シール」を作成、2011年度には、東日本大震災に端を発した夏期電力供給不足をふまえた、当社の節電取組みの一環として、「節電推進ステッカー」を作成し、全国の支社・営業所等に配付・掲示しました。

液晶温度計シール-

節電推進ステッカーの一例
環境に配慮した社会貢献活動
子どもたちの環境への意識を高め、環境保全にも貢献するような社会貢献活動を推進しています。例えば、小中学校の環境教育に貢献する「全国小中学校児童・生徒環境絵画コンクール」に協賛しています。またNPO日本渚の美術協会とともに海岸清掃を行ない、拾った貝殻やガラス、海藻などを用いた「海の環境工作教室」を開催しています。
また、各地の支社・営業所でも、地域の美化や自然環境保全を目的とした清掃活動・植樹活動、循環型社会形成を目的としたペットボトルキャップやプルタブの回収、その他古本や使用済み切手の回収などのリサイクル活動など、さまざまな環境保護・生物多様性保全に向けた活動を行なっています。
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